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February 5, 2009
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カテゴリ:意見・提言
3次元とか4次元とかいうと、
「次元」を聞き慣れない者にとっては、
すぐにSFの話とかに想像が飛躍するのかもしれない。

昔のボクの生半可で生臭い科学知識で恐縮だが。

大学で理学科学を修めるときに、
「次元」の話は黒板上でよく出た。
簡単にいえば、引数の数が3つなら3次元、4つなら4次元である。
引数の数が増えれば、10次元だってありうる。

ボクらのいるこの世界で、空間の座標位置を表すときには、
互いを90度で交差する3軸、xyz軸上の3次元座標系が使われる。
だから、3次元は、感覚的にもなじみが深い。
日本人が「3」を好きな理由は、
これにちなむのかもしれないと飛躍もしたくなる。

ここから先は、飛躍の世界。
では、問題。
この3次元座標軸に、
4つめの引数を与えるとしたら、何が考えられるのか?

こたえ。
たとえば、時間軸。
たとえば、物質を構成する単位=原子のエネルギー遷移状態。
たとえば、熱エネルギー量、つまり温度。

さて、この先は大飛躍の非論理的な展開。

たとえば3次元座標系で物体が移動することを考える。
じっくりと移動するしかない、これまでのボクらの移動方法を、
劇的に改善しようと試みる。

瞬間移動だとか、ワープだとか、
ブラックホールだとかホワイトホールだとか。
それらの3次元移動を超越する技術にチャレンジするときに、
何を4つめの引数としてとらえるべきなのか。

一般的には、時間であろう。
時間と光速の関係が近いことを、
アインシュタインは仮説で説明している。
移動速度が光速に近づけば近づくほど、
その移動物は時間が遅くなると。

だから、4次元へのブレークスルーには
「時間」が引数なのでは?と思わせる。
はたして、本当にそうだろうか?

「時間」はいま人間によって操作できない。
ただ一方向に一定に流れるだけである。
秒針の進む速度を変えられないし、
まして過去に戻ることもできない。

もし時間を引数とするなら、
結果を現象として観察することはできても、
こちらから能動的に「時間」を変えることはできない。
そこで、時間以外を仮定してみる。

たとえば原子レベル、さらに小さな素粒子レベルの
エネルギー遷移状態を第4の引数とする。
そしてそこに高エネルギーを与えて引数を変えたなら、
実験結果はどうなるのか。

いままでの物理学ならば、
原子は励起したり崩壊したりして、物質が変化する。
エネルギー保存の法則から、
そこに出・入りするエネルギーの和は、
ゼロに均衡するはずだ。

それを実験して、もし、ある条件で
エネルギー保存の法則が成り立たないことを発見したら。
エネルギーの総和が保存されずに増加したり、
減ったりしていることを証明できたら。

大変なことである。

ボクは漠然と思っている。
その僅かなエネルギー差が、
新しい引数となって新しい理論ができるのではないか、と。
エネルギー保存の法則が近似値であり、
測定器・測定方法の発展によって、覆されるのではないか、と。

筑波や仁科の粒子加速器などは、
きっとこのような仮説の観察・実証に利用されるのだろう。
(よくわからないが)
ボクは科学に詳しくない。

しかし、素人のひらめきは想像力であり、空想力である。
既存の知識としての理論をいくら積み上げても、
その理論・常識から連想される仮説は、
まったく新しいものになることができず、
本当の新しい理論までたどり着けない。
知識がひらめきをじゃまするからだ。

もし今後、これまでの人類が知りえなかった
新しい法則が一部の科学者によって実証され、
理論付けられたなら。
そのあたらしい説を、
いまのボクらの脳は、理解できるのだろうか?

意外と簡単に理解できるものか?
それとも、誰も全く理解できない「新次元」の理論なのか?
新しい発見があったときに、
ボクら人類の脳は、新しい段階に遷移できるのかもしれない。
ボクは、理解がはじまるのだと思う。

考えただけでワクワクする。





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最終更新日  February 5, 2009 10:51:39 PM


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