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September 14, 2016
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なだらかな丘陵から海を見下ろす。
下には鉄道が走っている。

近く、廃線になる予定だ。
この先は行き止まりの線となれば、
そこによほどの魅力がなければ、
鉄道は存続できまい。

終着駅というだけで
鉄道ファンには一種の郷愁を掻き立てられる魅力だ。
しかし鉄道ファンはいつでもそこにいるわけではない。
大多数の利用客は、ずばり、そこの住人たちである。
たまに来る鉄道オタクよりも、
まとまって大量に来る鉄道ファンよりも、
鉄道を儲けさせるのは、常に地域である。

それを鉄道会社が忘れて地域旅客サービスをないがしろに
した結果が、ペースに歯止めがかからない、
郊外ローカル赤字路線の利用客減少と廃止増速である。

沿線の地域住民は、この鉄道廃止をどう思うのか。
このクルマ社会にあっては、おそらく、
いらないという結論に達したのか。

鉄道廃止を考えるにあたって
「比較したら利便性や経済性は、鉄道よりもクルマだな」
と思うのかもしれない。
もしそうなら、この地の人間はそこが駄目である。
クルマに乗ってばかりで何か大切なことを
忘れてはいまいか。

たった100㎏にも満たない人間がひとり移動するのに、
1000kg以上の塊を、最大熱効率40%程度のCO2
排出するエンジンで動かす。
リッター20~30km/L燃費のクルマである。

人間のお出かけは、それほどまでに必要なものなのか。

もし経済性で考えるならば、金額に見あうか。
環境面でいえば、

地球環境保全の思想からいえば、そこまで大仰なこと
=クルマを運転することが、本当に環境面から許されるのは
なぜか。









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最終更新日  September 14, 2016 10:41:01 PM
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