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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:つれづれ
殴った者は殴ったことをすぐ忘れるが,殴られた者はそれを一生忘れないと,俗に言う。
よく日韓関係や日中関係の感情のもつれの比喩として用いられたりもするが,どうもカープというチームの選手には,そういう反発心や報復感情がないのではないかと,ずっと思っている。よく言えばみんな善人なのかもしれないが,結果を全く出せていない近年から見れば,こっぴどく貶されても文句は言えない。 さすがに,昨年オフにカープという組織が見せた大醜態に対しては,まずマーティがオフィシャルコメントで真剣に怒り,取って代わってチームリーダーになるべき梵からもこのままじゃダメだという思いがようやく感じられるようになった。とにかく,どんなに美しくない姿を見せてもいいから勝利にこだわってほしい。積年の悔しさがあるなら,それを形にしてぶつけてほしい。強いチームは,それが出来るから強いのだ。もちろんかつての赤ヘル黄金時代はそうだった。 そういうカープの選手に,ある意味ぜひ見習ってほしいものがある。 一昨年オフ,日刊スポーツ大阪本社は黒田のタイガースへのFA移籍を既定路線のように書き散らし,それを信じ込んだ善男善女や反撥したカープファンからからこっぴどく叩かれることとなった。そしてそれから1年。星野・ノムカン・金本の悪の枢軸に全面協力し,新井のFA移籍を勝ち取った後の記事の醜悪さは,まさに昨年11月の意趣返しとしかいえない記事が並んでいる。 もちろん在阪スポーツ紙のオフ記事など真剣に読んでいたらバカを見るような代物なので,いちいち目くじらを立てる必要はないと思っているし,だからこそこの場でせいぜい茶化していたのだが,今日の大阪本社版1面に載ったというこの記事だけは,正直あきれた。 新井「CM価値」五輪予選で急上昇(2008/01/17) 要するに,こういうことが言いたいらしい。 新井というのは,実は非常に偉大な選手である。本来は,非常に商品価値の高い選手であって,五輪予選でそれが実証された。 ところで,新井の商品価値が高まったのは,タイガースというチームに入ったからだ。つまり,カープに在籍していればそのような商品価値はあり得なかったわけで,タイガースに移籍した,星野仙一に帰依したからこそである。すなわち,選手の付加価値を高めるという点から,タイガースがカープから選手を引き抜くのは正当化される。 まあ,よほど昨年11月の恨みは激しらしい。かなり社としての存在価値が揺らぐくらいひどい目にあったということなのだろうか。しかしここまで,しかも新聞の一面に書き散らかされたなら,これはもう宣戦布告も同然だ。ならこちらも言ってみよう。 くたばれ日刊スポーツ大阪本社 すでに,浅岡真一ブログにはレッドカードを突きつけたが,ここまでくれば編集姿勢全体にこの場で正義の鉄拳を浴びせたい気がする。 あとは,カープの選手に任せる。昨年同様タイガースをこっぴどく叩きのめし,ノムカン君を落城させ,義兄弟タッグの仮面を剥いでその中身を白日の下にさらしてこそ,カープに勝利は訪れると思う。もちろん,その恨み辛みを全11球団に浴びせれば,ただのトラ退治以上の結果は必ず得られる。そう確信している。 赤い意地を見せてほしい。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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