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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:つれづれ
このところ,通勤途上に市民球場の端を通ることがある。いつも見慣れた光景なのだが,もう今年限りかと思うと,やはり特別な感傷がある。
よそ者カープファンにとって,広島市民球場はまさに聖地だった。初めて足を踏み入れたのは,1989年4月8日,当年のオープニングゲーム。あのときの感動は,一生忘れられない。 さて,こういう話の続きは今シーズンが終わってからでもやるとして,やはり,メモリアルな年のホームゲームは,それ相応の演出をしてほしい。そこで,誰も読んでいないであろうカープ球団関係者の方への勝手な提案書を考えてみた。 その1 ホームランファンファーレの復活 最近はあまりはやらないのかもしれないが,最近はカープの選手のホームランが出たあとの盛り上げ方が薄いような気がする。つまらない効果音を使うくらいなら,ぜひ復活させて欲しい。これも過去何代かあるようだが,やはり,昭和56年ころから平成4年までの間に使われていたあのファンファーレを使って欲しい。独特の重厚さがあって,いまだにこのメロディーを思い出すとじいんとしびれる。 残念ながら出典は分からないのだが,音源くらい残っているはずだ。もしフルスコアが残っていたら,ぜひ広島交響楽団に吹き込んで欲しいと思う。 その2 相手投手降板時の演出の見直し 昨年使われていた,「津軽海峡・冬景色」や「さよなら」を使った演出は,ばかばかしくて私は大好きなのだが,人によっては受け取り方は違うと思う。応援団が主導でお遊びでやる分にはいいと思うが,スタジアムを挙げてやるかといわれれば,ちょっと違うような気もしなくはない。そこで,その辺の演出は応援団に任せて,ひとしきり盛り上がりが終わったころを見計らって,おもむろに「燃える赤ヘル僕らのカープ」を流せばいいような気がする。 それでも,某球団のあまり上品とは言い難い「蛍の光」大合唱よりはましな気がする。少なくとも,かつての在阪パリーグ応援団のお約束「近鉄(南海,阪急)電車ではよ帰れ!」よりはお上品に違いない。 その3 カープを愛せざる者の始球式禁止 夏休みの子ども始球式を別にすると,どうもカープ主催の始球式はあまりにもくだらない理由付けのものが多い。在広放送局の地元番組とのタイアップであればまあ許せるが(去年の北斗晶とか。アンガールズはカープファンなので許す),全国ネット番組の番宣の一環でしかないようなくだらない企画の始球式が多すぎる。はっきり言って,こういうものは見せられてもしらける。いや,一番けしからぬのは本拠地開幕戦だ。 なぜいまだに広島市長がやらねばならぬ 別にアイドルを呼べとは言わないが,何か広島市長がのうのうと出てくると旧態依然とした広島の守旧的体質の象徴のように思えて仕方がない。しかも,新球場計画を迷走させた最大の戦犯は他ならぬ広島市の首長たる秋葉忠利君ではないか。頼むから君だけはカープ関連の行事に出てくるなと,顔を見る度に思う。 逆に言えば,かつてカープが創立50周年に企画したOB始球式は良かった。金城基泰氏がアンダーハンドから繰り出した球を山本浩二氏がスタンドにたたき込んだ時は,鳥肌が立つくらい感動した。なかなかその二番煎じはできないだろうけれども,カープに携わった人まで裾野を広げればけっこういるはずだ。それに,カープファンを公言している有名人に声をかければ,それ相応のメンバーが揃うのではないかと思う。ぜひ久米宏氏と筑紫哲也氏のバッテリーとか見てみたい。 ところで,ぜひ今シーズンカープがクライマックスシリーズを勝ち抜いた暁には,ぜひ始球式を行って欲しい人がいる。 マウンドには金本知憲。ミットを構えるのは新井貴浩。 入場テーマは,360°サラウンドのブーイングで決まりだろう。 ラストイヤーが公式戦だけなんて許さない。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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