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カテゴリ:つれづれ
どうも新年に入ってから,あまり公私とも気乗りがしないというか,心身とも調子が良くない。本業で調子が上がらないのはさておき(別にどーでもいーわけではないよ),ひとりになっても何かしようにも気合が入らないというか,なかなかやる気になれない。
もちろんそんなもの誰も困らないのでそれこそどーでもいーことなのだが,普通なら何かひとつくらいやりたいことがあるはずなのである。例えば一冊くらいはまる本があるとか,年末に総まくりする昨年度のはやりの音楽を総ざらえして自分のコレクションに入れて聴くとか。しかし,それすらないのである。明らかなる意欲低下だ。ひょっとしたら何か体の異変を示すサインかもしれぬとさえ思っている。 音楽ついでにいうなら,昨年の年末歌番組,もちろんその集大成は紅白歌合戦なのだが,それでなにかいいなと思ったのは正直言って竹原ピストルだけである。例年なら何か新たな発見があるはずなのだが,今年は本当になかった。敢えて言うならば,レコ大で見せたピンクレディーのパフォーマンスは還暦過ぎてもやはりすごかったと言うことだろうか。 もちろん,歌声はもう全盛期のそれではない。しかし,何がすごいかと言って,振り付けは全盛期のそれとほとんど変わらなかった。当然ピンクレディーなど知らぬうちの娘がそれを見てびっくりしていたくらいである。それでかつ生声で歌うと言うことに,彼女らのすごみを感じたのである。ほとんど素人芸の延長のような振り付けしかできなくて口パクを使う最近のアイドルなんて,彼女らの前にすれば虫けら以下ではなかろうかとすら感じたのである。 と,いうわけで,今日もこのあたりで気力が切れかけてしまう。いつもならここから牽強付会気味に斬り込んでいってまさに「不協和音」を怖れずに書き進めていくのだが,不協和音を起こすどころか自分の体の中に不協和音が鳴り響いているような状況である。無理に斬り込んでいくこともできるのだが,そんなことをすればかえって自分の身を削りかねない。だいいち,今はまだ1月だ。 そう,不協和音を鳴らすのも,大変なのだ。よく考えてみれば不協和音をまともに聞かせようとすれば普通の和音を使うよりも何倍もの神経を研ぎ澄まして音を吟味しなければいけないだろう。ただ単にピアノの鍵盤をでたらめに叩くのとは,訳が違うのだ。まあ自分の書いている文章がそれに値するかどうかは自信がないが,その域を目指して文章修業はしているつもりであるし,それがなければたとえ和音といえども虫けら以下であるとさえ思っている。 まあ,幸いに昨晩もとにかく早めに就寝して今朝も8時30分過ぎまでゆっくり寝ていたこともあって,少しは気力が回復してきたような気がする。週明けはいきなり仕事上一番面白くない日で始まるのだが,水曜日は人間ドックに行ってついでに1日休暇を取る予定にしている。ゆっくり本でも読んで,英気を養うとするか。 しかしなかなか疲れが取れなくなった気がする。 BlogPeopleSIGMA People (告知) 姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/01/13 09:50:21 PM
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