ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

スマホのおかげでどこでも情報が取れる時代になって非常に便利と言えば便利だけれども，その一方で情報過多なのではないかと思う今日このごろである。その情報もはっきり言って玉石混淆，いや玉などほとんどなくて石ころばかり，石ころと呼ぶことさえ躊躇われるゴミばかりであるのが現状だから，そんなものの流れに身を任せると疲れることこの上ない。だから，面白くない。

情報過多と言えば，カープファンを４０年以上やってきたけれども，本当に昔と比べたらはるかにカープ情報へのアクセスは楽だ。昔は野球名鑑と週刊ベースボール，月刊カープファンがまさに三種の神器だったが，今はWEBでいつでもどこでも接することができるし，CSの普及でどこでもテレビ中継に接することができる。本当にありがたい限りだが，残念ながらその情報の質は玉石混淆である。おそらく多くのファンの方はスマホアプリ「カーチカチ」を使っておられると思うが，私は導入していない。広島に住んでいるとあまりにも情報が多すぎるからというのと，残念ながらオフィシャルな情報ほど質が悪いということは否めないからという理由からである。

でも，全く不自由していない。むしろ，まだ情報が多すぎるくらいである。ただ，客観的なデータになるもの，それははっきり言えば試合の結果に類するものだが，それに欠けることは確かだ。もっともそれはオフィシャルな情報にも欠けるものではあるが。

要するに我々は，過剰な情報に踊らされているのではあるまいか。その情報の質を嗅ぎ分ける能力が衰える一方なのではあるまいか。

SNSなどを見ていたら，どう考えても荒唐無稽な偽情報に踊らされている向きを見かけて，嗚呼，と思うことが多い。しかし，当の本人はそれを信じ込んでいるらしいからたちが悪い。ただ，ひとつだけいえるのは，そういう人はそれを自分の言葉で咀嚼できていないと言うことである。ただシェアしているだけ，Retweetしているだけなのである。悪い言い方をすれば脊髄反射的だ。だからこそ明らかにでたらめな話に乗っかってしまうのかもしれないが。

WEB2.0の時代になってから２０年近くが経過して，今や誰でも情報発信できるのが当たり前の時代になった。もちろん私もその端くれに乗っかっているわけだけれども，残念ながら情報の質という観点で言うならば低下の一途をたどっているのではあるまいかと思う。のみならず，意図的な偽情報が氾濫するようになったと思う。その偽情報は，はっきり言うならば権力や権威を持っているものから近い筋から発せられているのではないか。

話をカープに戻すと，残念ながら在広プレスから流されるカープ情報は質が悪い。いや，明らかにそこには「統制」が加えられている。実に面白くない。いや，悍ましい。これでいいの？と思うのだが，残念ながら「統制」の側に乗ることをよろこびと思う向きが多い。まったくバカバカしい。

ずいぶん長々とどうでもいいことを書き連ねたが，要するに弊ブログはそれに堕することなく，少しでも練り上げられたことを書くことができるよう修行せなならんということである。今年の７月でまる１４年，いよいよ１５年目に入るが，気力が続く限り頑張ってみたい。なに，本業と比べたらよっぽどストレスがなくて楽しいんだけどね。

一寸の虫にも五分の魂。


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