言葉が出ない
試合終了を見届けた後,がっくりとなって腰が立たなくなってしまった。ありえない。あんな試合を負けるなんてあり得ない。しかも相手は最下位で5連敗,2試合連続完封負けのチームだったのである。数少ない言葉を断片的に並べてみると,まずはMARTY,YOU ARE CHICKEN!前半戦はとにかく我慢比べだったのだ。それなのに案の定5回で青木高広を引っ込めてしまった。もちろん,5イニングス以上投げさせるに信頼が足らない青木高広がまず反省すべきではあるのだが,それにしてもあまりにも分かり易すぎる。いくら青木高広の調子が尻上がりに上がっても肝心のマーティがびくびくびくびくしながら使っていることが丸わかりだ。本当にこういうところで辛抱ができずに,動くべからざるところで自分から動いて自滅する。こんな試合,本当に山ほど見せられてきたが,今日もそうだったとしか言いようがない。そして問題の9回。おそらく多くの非難は全て永川に手中するのだろうし,それは否定しないのだが,私に言わせればもっと罪の重い戦犯がいる。ふざけるな石原。キャプテンマークなんか外しちまえ。チームの大事に気の抜けたプレイを連発しやがって。東出の一塁送球がそれたときのカバーリングの遅さ。ちゃんと走ってカバーしていたらセカンド進塁は阻止できたはずだ。そして問題のワイルドピッチ。あんな気の抜けたキャッチングで後逸されてたまるか。あれは前に落とせたはずだ。こういうことを言うと石原ひいきの人はなぜか過敏に反応するし,そもそも不毛なのであまり言いたくないのだが,倉なら前に落としてたとあえて言ってやりたい。いや,もっと情けないのはその後完全にフリーズしてしまって永川に低めのフォークを投げさせることすらできなかったリードもあげねばならない。とどめは,その裏のバント失敗である。もうこうなると本当に言葉が出ない。とにかく,流れから何から勝たなければいけなかったのだ。確かに永川の出来は悪かったが,それでもゼロに抑えるめどが付いて最後の一人の打者まで漕ぎ着けたのだ。それがこんな無様なことになってしまった。情けない。本当に情けない。しかもベイスターズ相手にホームで4連敗という屈辱的な数字が残ってしまった。もう結果自体万死に値するものである。あまりにも腹立たしいので,昨日も引用した魯迅先生の言葉を再録する。今のカープにもっとも必要なのは,この心であると信ずる。「墨で書かれた戯言は,血で書かれた事実を隠しきれない。 血債は必ず同一物で償還されなければならぬ。 支払いが遅れれば遅れるだけ,いっそう高い利息を付けねばならぬ」やられたらやり返すんじゃ。その心が理解できんのか。BlogPeople↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。(後記)こちらも引き続きご尽力をお願いしたい。現行広島市民球場を「登録有形文化財」として保存しよう!(URLは「http://www.shomei.tv/project-773.html」)の署名プロジェクトである。