カテゴリ:クラシック【交響曲】
1~4番までの全集として平均的に好きなのは、 ワルター/コロンビア盤ですが、もしそちらを聞くとすれば私の場合はレコード。 CDで個人的にお気に入りを選ぶとするならば、 録音は60年代と古いですが、バーンスタイン指揮、ニューヨークフィル盤です。 もっと音質が良いのを選びたいのですが、この演奏でしが味わえない感慨があるのです。 堪らなく熱くて、颯爽としている。 自分はこの曲の1楽章と4楽章の始まりのテンポに対して、理想を追い求めておりました。 このバーンスタインのフレッシュな解釈は、私が捜し求めていたブラ1そのもの。 2楽章、3楽章も情緒豊かに歌い上げています。ダレずにたっぷりとした節回し。 ワルター/コロンビア盤が朗々と歌い上げる柔和な解釈だとするなら、 バーンスタインのこのアルバムは、 当作品発表当時、既に壮年だったブラームスを若返らせて青春を呼び起こした感じです。 意味不明ですみません。^^;でもかっこいいんです。 「かっこいい」と言えば EMIのミュンシュ盤も相当男前な演奏ですが、こちらだって良いのです。 4楽章後半の畳み掛けなんて、いつもの小難しいブラームスじゃなくなってます。 それにしても、国内レビューがあまり見当たらないのが残念。 現在、国内盤は廃盤のようですが、バーンスタインのニューヨークフィル盤であれば、 一般的に評価が高いと思いますし、廉価盤として再発される可能性も高いと思います。 もし気になった方、いらっしゃいましたら、再発待ちがいいかもしれません。 ちなみにカップリングの「セレナード2番」は、私にはとても退屈に感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.27 20:07:31
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