昨夜は 夕食から帰ったあと 洗濯まで手伝ってから がっくり眠った姫。
朝ごはんは ホテルのぱんが美味しかったらしく小さいながらも 5個完食。
起きて早々 がっちり食べるねぇ。
でもモロッコのパンは どこで食べても ホントに美味しい。
そしてかなり安い。
大きなクロワッサンでも¥50位だし、主食にしているらしい直径20cmくらいの薄いパンに至っては30円弱なんだもの。
今日はフェズのホテルを出て カピタンのアパルトマンがある エルハジャブへ。
2都市間は列車が走っていないので タクシーを利用することになる。
メクネスからフェズまで100DH(およそ¥1500)だった事を考えると それよりちょっと遠いとはいえ150DHくらいで行きたいところ。
でも ホテルで頼んでもらおうとしたら なんと700DH。
あまりの高さに カピタンも驚いて 聞き返してしまったくらい。
やっぱり 世界的な観光都市ともなると 料金もそれなりに高くなってしまうのかしら?
それにしてももうちょっと交渉の余地はあるだろうと思い、通りに出て直接タクシーと掛け合ってみた。
初めは ホテルよりやや安いけど600DHと吹っかけてきたタクシー。
そこでカピタンが “メクネスからここまで100DHで来た。600DHは高すぎるので、せめて200DHでどうか”と持ちかけた。
ワタシも モロッコへ来てしばらく経ち こういう交渉にも少し離れてきたので、カピタンに加勢。
なんとか頑張ってみたけど 400DHで手を打つことに。
外国から来た観光客なので 多少吹っかけられるのは仕方ないけど、それでもホテルでの言い値よりは 半額くらいに抑えられたので まぁ仕方ないか。
カピタンの家のある エルハジャブの町外れまでは およそ1時間。
部屋は 新しくかなりキレイな3LDKで 広さは100平米ほどかしら?
10日ほど家を空けていたので 石造りの家は 芯から冷え切っている。
とりあえず陽のあたる部屋に身を寄せ ほっと一息。
町外れではあるけれど、その分広い土地があるため 近くには Lundi Marche(月曜市)が立ち 賑わっている。
食材もほとんどないし みんなで買出しに行こう!
週に一度しか出ない市で 野菜・玉子・肉などの食材や 下着やカフタンなどの衣類 そしてタオルやおもちゃなどの日用雑貨まで ここへ来れば衣食住すべてが揃う。
街中から人が集まっているみたいで、もうお昼過ぎで市も終わりの方だったけど ちょっと油断すると はぐれてしまいそうなくらいの人。
そして 雨の翌日らしく ぬかるんだ足元。
買い物客のほか 買い物用のレジ袋を売る子供の姿も。
今日は 食品を購入。
まずは 大きな200DHを崩すため、両替もしてくれる 行きつけの玉子屋さんへ。
顔見知りなので “久しぶりだねぇ”など言ってから 頬をつけてモロッコ式の挨拶。
ここでは玉子も大箱売りで40個くらい入った物を購入。
その後 野菜の店へ。
たくさんお店が出ているけど 鮮度がいいものを売ってる店・オマケしてくれる店など 行きつけのお店を買い回り。
すべての食材が1kg単位で売られているので トマト2kg・玉葱2kg・にんじん1kg・じゃが芋1kg…など買うと カピタンの買出し用リュックもずっしり重く みんなで手分けして持ち帰ることに。
これだけあれば 当分持ちそうね。
帰ってから すぐ近くに住むカピタンのカウンターパートナーの家へ ご挨拶に訪問。
小奇麗な新しい家で 奥様と2人のローティーンのお嬢さん、そして若いメイドさんが1人。
姫はちょっと緊張しているみたいだったけど、上手に“Bonjour!”が言えたね。
日本からのお土産を渡すと せっかくなのでお昼でもどうかとのお誘い。
ありがたく頂くことにすると サラダの後 美味しそうなタジンが登場。
パンと一緒に頂いた後は 甘くて爽やかなミントティー。
コレがおいしいのよねぇ。
この後 ストーブを取りに カピタンの職場へ。
1年半ほど前にできたばかりの 新しくピカピカの建物です。
最後に パートナーの家からベッドまでお借りして帰宅。
ここで数日 お世話になります。