カテゴリ:おでかけ
もうお昼も食べてしまったし景色も見えないので、
混雑している山頂から下山することにしました。 ちなみに山頂は二十八丁目。 標高1251.7mだそうです。 見晴らし経由の下山ルートがあるのね。 どうりで降りてくる人とほとんどすれ違わなかったはずだわ。 来た道を帰るのはつまらない(それにきつそう)ので 見晴らし台を回って帰ることにしました。 時間は14時。 階段になっていて歩きやすそう。 きっちり整備されています。 こっちから登れば楽だったんじゃないの? 階段が続きます。 ようやく私がイメージしていたハイキングらしい道に なりました。 下るにつれ雲がなくなって景色が見えるようになりました。 また階段。 S「往きにもしこの段差でずっと上るとしたらそれはそれできついね」 私「そう?でも高尾山の1号線に比べたら全然楽だよ」 S「そんなきついか?高尾山」 私「だってもう、心肺停止になりそうだったんだから!」 往きも帰りも口だけは絶好調です。 お~!素晴らしい眺め。 ご機嫌になっていたら S「ちょっと!これ土砂崩れじゃない?」 指摘されて視線を右に向けると ギャッΣ(゚Д゚;)! ものすごい規模でえぐれています。 全然気づかなんだ。 ちょっと足を踏み外したら。。。 自然の中では警戒心は常に持っていないとダメね。 ここへ来て今度は短いスパンでつづら折りの階段。 けっこう段差もあります。 もう膝がプルプルしてまさに生まれたての小鹿状態に。 膝が笑うと言うけど、こんな風になったのは生まれて初めてです。 後ろからくる人に先を譲って、とにかく安全第一に進みます。 ベンチにもってこいの倒木を見つけて小休止。 私もSの隣に座ろうとしたら、元々なのか皆が座ったせいか スルーッと滑ってSにぴったりくっついてしまう 休憩ですら踏ん張る脚力が要求されるとは。。。 腰かけて休んでいると、私たちの目の前をトレイルランニングの 女子三人が爽やかな汗をかき、談笑しながらタッタカ駆け下りて いきました。 あなた達、膝どうなってんの、膝は。 これだけ長時間歩き続けても普通に会話できるんだから 高尾山よりは楽という私に S「もう高尾山は聞き飽きた。私も確か上ったことあるけど 一号路ってそんなにきつかったっけ?」 私「。。。そう言われてみると。 前の日遅くまで録画したバラエティ見て寝不足だったのと ものすごく晴れた真夏日だったのと、服がちょっときつかったのと、 大きいBOSSのブラックコーヒーを駅で買っちゃったから のど渇いたらそれ飲んだのとかも関係あったかも。。。」 S「全部だ全部っ! (; `д´)0 コーヒーは水分補給じゃないもん」 謎が解けた。 今度また高尾山の一号路を上って確認してみよう。 道幅が狭まり階段とはまた違った厳しい道になってきました。 あまりに危険なところはチェーンが張ってあります。 ありがたい。。。 他にもいくつかありましたが、そんな所ではバランスを とるのに必死なので、下りは写真少なめです。 おっ!? 見えてきた~!見晴台到着ですヾ(≧▽≦)ノ。 着いたはいいけど、特大オレンジゼリーを食べるのに夢中で 景色もろくに見ず、写真もうっかり撮り忘れるところだった。 多分、曇っていてそんなにいい景色じゃなかったかな~。(適当) この時点で15時50分。 S「ものすごい遠回りしちゃったよ。急がないと(=□=;)!」 日が暮れたら。。。この看板がやけに恐ろしく感じられました。 その後も数々の危険スポットを乗り越えてひたすら ゴールを目指します。 奥行き感が全くありませんが橋から見下ろした景色。 あら、橋。。。 と思って近づくと、半袖シャツ&半ズボン姿の幼児が 笑顔で立っていました。 へっ?座敷童? 私達が重装備でこれだけ苦労して歩いてきたというのに、 この子のいでたちと様子はいったい。。。?? ご両親もいましたが、3人とも普通に街を歩いている みたいなファッションでした。 この辺りから小さな神社がちらほら現れます。 二重滝。 下をのぞき込むと まるできれいに丸く削り取ったよう。 天然の滑り台みたい。 そしてしばらく歩いて辿り着いたこの階段は。。。! くくくくく。。。最後の力をふり絞って上ります。 そう、これはお茶屋さんからWCに行く時に下りた階段だったのです。 ぐる~っと大回りして振出しに戻ったか(;´∀`) さっきの男の子はここから来たわけね。 ゴールの祝杯をあげようと今度はカフェに行こうとしたら 「すいません、もうおしまいなんです(;´Д`)」 と申し訳なさそうにお姉さん。 しかたない、ビールは下まで持ち越しだ。 16時20分。 12時から登り始めて約4時間半か~。。。 ケガもせずに良く頑張ったわ。 ケーブルカーに乗り込むと、後から後から人が乗って来て もう景色を楽しむどころではないくらいの大混雑でした。 なんとこれは最終から二本目の下りだったそう。 危なかった もう少し到着が遅れたら歩いて下山する羽目になっていたわ。 多少は調べてきたけど、初めての山はもっとしっかり 下調べをしておかないと。色々と反省点多し。 参道のお土産屋さんもほぼ店じまい。 バス停へ向かいます。 ケーブルカーよりもすし詰めのバスに乗って伊勢原駅に 着いた後は、Sのおすすめの焼き鳥屋さん『串三』にて打ち上げ。 待ちに待ったビールの美味しかったことと言ったら! スタッフもきびきびして気持ち良く、焼き鳥はもちろん 刺身、もつ煮、漬物、何でも全部美味しくていいお店でした。 高尾山に引き続き、生きている喜びを思いっきり味わえた 最高の一日だった~ (*´▽`*) そして翌日はふくらはぎにそっと触れても飛び上がるくらい 猛烈な筋肉痛に襲われました。 紅葉の大山も見たいから、しっかり体も準備しなくちゃね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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