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テーマ:Blog 更新症候群(445)
カテゴリ:健康でありますように
下の娘がビデオ録画してくれていた、 ” お勧め ” の映画 『 解夏 』 を観た。
「 すっごい良い映画だったよ。観たらきっと泣いちゃうよ 」 と言いながらテープを差し出した娘の顔には 少し悪戯っぽい笑みが浮かんでいた。(笑) 私が映画やドキュメンタリーを観て、密かに涙を流しているのを知っているらしい。 人前では涙顔を見せたくないので何とか堪えているのだが、 娘にはトックの昔にお見通しだったらしいのだ。(笑) ベーチェット病という原因不明の難病に侵されてしまった青年が 少しずつ視力を失っていく過程の、心の葛藤が静かに淡々と描かれている。 この青年・高野隆之役を大沢たかおが静かに好演。 隆之の婚約者・朝村陽子(石田ゆりこ)、隆之の母・聡子(富司純子) 禅寺で出会った林茂太郎(松村達雄)等が脇を固めている。 全体のストーリー展開としては派手さに欠けるが、 それぞれの登場人物の心の葛藤が良く伝わってきて、 ”告知 ”からスクリーンが ”霧 ”になる迄の間中、 とめどもなく涙が零れ落ちていた自分を発見。(爆) (勿論こんな姿はカッコ悪くて娘には見せられないので、 ひとり部屋に閉じこもって観ていたのだが) エンドロールになって、初めて『さだまさし』のテーマ曲が流れた。 私はさだまさしが嫌いな訳ではないのだが、 本編で流さなかったのは正解だったと思う。 本編で流していたら、ある意味、別の作品に仕上がっていた様に思うので。 ちなみに、私は点眼液を処方して貰っている。 日に4回、1回に2種類を点眼する(ことになっている)のだが 2種類の目薬のうち片方を使い果たしてしまったので、 ここ数日はステロイド系の方だけしかさしていない。 医師からは 「 薬は切らさないように 」 と言われているのに・・・、 我ながら困ったものだ。
脚本・監督;磯村一路 音楽;渡辺俊幸 出演;大沢たかお 石田ゆりこ 富司純子 松村達雄 林隆三 柄本明 古田新太 渡辺えり子 石野真子 他 キネマの索引で、もう少し詳しい作品情報を見る。 解夏公式サイトを観る。 今日のイチ推し・妖精特集
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