昔々 踊りを禁じられた王国で、踊り続ける美しい姫がいました。。。
『オーロラ』
監督・・・ニルス・タヴェルニエ
出演・・・マルゴ・シャトリエ、アントニー・ムノ、キャロル・ブーケ、フランソワ・ベルレアン、ニコラ・ル・リッシュ、ティボール・ド・モンタランベール、ガデル・ベラルビ、ヤン・ブリダール、竹井豊 他
【STORY】
踊ることを禁じられた王国に生まれながら、オーロラ姫(マルゴ・シャトリエ)は何よりも踊ることが大好き。父である王(フランソワ・ベルレアン)に咎められても、弟のソラル王子(アントニー・ムノ)を唯一の観客に、宮殿の庭や森で優雅に美しく踊り続けるのだった。
やがて、王国は財政破綻の危機に瀕し、側近の進言により姫を裕福な異国の王子と政略結婚させることを、やむなく決意した王は、候補者を募るべく久方振りに舞踏会を開く。
しかし、オーロラの心を奪ったのは肖像画を描く貧しい画家(ニコラ・ル・リッシュ)だった。
素敵な映画を観ました。
都会では(笑)去年の12月位に公開だったのかな?
やっとこちらでも観る事が出来ました。
パリ・オペラ座前面協力、トップダンサー達出演のファンタジー・バレエ映画です。
素敵でした~~~♪
主役のオーロラ姫を演じるのは~
なんとオペラ座バレエ学校の生徒であるマルゴ・シャトリエ 撮影当時15歳の少女。
可憐です~
まだ学生である彼女ですが~堂々とオーロラ姫を演じてました。演技も上手でした。
少女の顔にチラリと覗くオトナな雰囲気・・・魅力的でした。
相手役を務めたのは~パリ・オペラ座のスター・ダンサー、ニコラ・ル・リッシュ。
情熱を内に秘めた画家を演じきり、バレエは勿論 素晴らしかった!
王はフランソワ・ベルレアン、王妃はとても美しいキャロル・ブーケ。
この2人はダンサーではありません。
美しいオーロラ姫の元に、3人の王子が求婚に来るのですが~
その3人とも、自分の国の踊りを披露するのです。
それぞれトップダンサー達が 自分で振り付け、一人目、三人目の王子役の方は~
踊りも踊っていました。
二人目の王子、ジパンゴ王国(これは~ジパングだってバレバレ~笑)の王子は日本人の竹井豊さん(主にヨーロッパで活躍中 自身のカンパニーForest Beatsを率いる)が演じてます。
ちょっと着物風衣装で~ヘアーやメイクは中国風・・・オリエンタルな雰囲気なんですが~
その“踊り”が・・・不気味なんです。(苦笑)
オーロラ姫にも怖がられる始末。。。
これは~日本=舞踏(暗黒舞踏)を意識したようで~ あの全身白塗りの“肉体を使った踊り”なんです。
竹井さん自ら、振り付けだそうですが・・・私はアレはちょっと苦手なんですよね。
「舞踏」の評価は外国での方が高いんでしょうね。
バレエ・お伽噺・コスチュームもの と、私の好きな要素がてんこ盛り~~楽しめました。
弟王子役の子がすご~~く可愛かった!!絶対いいオトコになると思う!(チェック)
マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★☆☆☆ (ちなみに、本格的なバレエは、熊川哲也さんのバレエカンパニーの舞台に2度行きました。素晴らしいんですよ~~~)