pure breath★マリーの映画館

　　　　　


　　　　　　　これは、人気ベーカリー経営者ジェーンの物語。

　　　　　　　　　　　そして、自分らしく生きたいあなたの物語。







『恋するベーカリー』

監督・製作・脚本・・・ナンシー・マイヤーズ
製作・・・スコット・ルーディン
音楽・・・ハンス・ジマー
出演・・・メリル・ストリープ、アレック・ボールドウィン、スティーヴ・マーティン　他





　　　　　　　　　　　　　　　　　【解説】

人気ベーカリーを営む女性実業家が、自分らしい人生を手に入れるために奮闘するハートウォーミング・ストーリー。
監督は『ホリデイ』の女性監督ナンシー・マイヤーズ。
『プラダを着た悪魔』の名女優メリル・ストリープが主人公の女性実業家にふんしている。また、2010年のアカデミー賞授賞式で司会を務めるアレック・ボールドウィンとスティーヴ・マーティンが共演。
ハリウッドを代表するキャストたちによる熱演と、心温まる展開を堪能したい。




　　　　　　　　　　　　　　　　　【STORY】

3人の子どもたちを育て上げた母親であり、大人気のベーカリーを経営する有名実業家でもあるジェーン（メリル・ストリープ）。
10年前に子どもたちの父親である敏腕弁護士ジェイク（アレック・ボールドウィン）と別れて以来、シングルライフを謳歌（おうか）していた彼女だったが、ある晩、息子の大学卒業式に出席するため滞在したホテルで……。





※　ネタバレ含みます・・・



このお話は、若い人には理解できない部分もたくさんあるかも・・・
でも、私のように年齢も近いと、かなり現実的なお話でして
うんうんと頷けるシーンもたくさんありました～～～。



女性だけの会話、下ネタ満載～みたいなとこなんて
いつの間にか隠し撮りされたかと思った～！（姿形はまったくちが～うけど　爆）

結構仲間ではヤバイ話してるよ～。下ネタよりも・・・かなりリアルに暴露話やってますわ～。
あはは・・・あれ以上と思って下さい。な～んてね♪




別れた旦那と愛が再燃・・・これも分かる気がするなぁ～～～。
だって一からのスタートじゃないし、気分的にすっごく楽だしね。

もしこれが結婚してない同士、元カレとの再燃にしてもよくあることで・・・
嫌な部分もいい部分もお互いによく分かっていて・・・

それに毎日会うわけじゃなくて
時々会うんだったら余計、いいとこ取りっていうか、生活感がないと恋愛に発展しやすい。

今回の場合元夫婦、元は愛し合った同士なのだもの。


ただそこで重要なのには振り回される子供たち。

両親が別れる時、一番傷つき辛い思いをする。

当人同士は理解できることも、子供には全然関係ないんだし・・・

ジェーンが白状したとき、３人とも衝撃を受け車で去ってしまう姿を見て、大人の身勝手さをつくづく思った。

そんな時、第三者である長女婚約者ハーレイがいたことはとても救われる～。
彼のような立場の人がいるといいよね～～。
冷静に見てくれるし、力になってくれるし・・・




この作品の中での“答え”はいいんじゃないかと思う。

彼（ジェイク）にとっても今の家族を大切にしなきゃいけない。
小さなペドロ様（笑）を悲しませてはいけない。
若妻も不妊治療に通うほど愛があるんだし。
ジェーンも自分にとって、何が誰が必要なのか　ちゃんと分かったし。



と、今回少し語ってしまいまいた。

ナンシー・マイヤーズという女性は、リアルな恋愛感が魅力ですね・・・





メリルは相変わらず安心して見ていられる～どんな役でも軽くこなしてしまうから。それもごく自然に・・・

どちかというと“強い”役が似合うけど
こんな風に、年齢がいってても恋に悩む可愛い女も似合うじゃないですか～～。
私も頑張ろうって思える。。。





「おぬしも悪よのう・・・」
アレック・ボールドウィンは悪代官顔だな～っていつも思っているの（爆）

ジェイクって役は実はいい人なのか？単なる身勝手な男なのか
なぜ彼が１０年前、あのアグネスさんに走ってしまったのか
そこんとこの動機付けが少し弱い・・・
今回は文字通り裸で体当たり演技！！（笑）
ちょっとコレは見たくなかったかも～～～。（けれど“老い”に目を背けてはいけないんだよね。）





３人の子供たちとアダム

アダム＝スティーヴ・マーティンは最初少し地味目ですが、ジェーンが彼を認めるようになってから
だんだんと存在感を示して・・静かながら内に秘めた闘志のようなものも感じさせ良かったです。
包容力のある男性っていいなぁって思った・・・





３人の子供たちもそれぞれいいカンジでした。



長女のローレン＝ケイトリン・フィッツジェラルドが私の好きなグウィネス・パルトロウに似てた～♪
彼女の若い頃にそっくり！


ローレンの婚約者くんハーレイ、ジョン・クラシンスキーがとってもいい味だしていた。
ジェーンの秘密を知ってしまてからの苦悩が、面白おかしく描かれてて・・・
彼は、誠実ないい人なんでしょうね～。





予告を見て、よだれを垂らしていた（汚いっ）ベーカーリーをもっともっと見せて欲しかったなぁ。

美味しそうなパンやフルーツが並んでるお店は凄くおしゃれで素敵だった・・・

クロック・ムッシュが食べたい！

焼きたてチョコ・クロワッサンも美味しそう！！
あんな夜中に食べちゃ太ってしまうけど～～～（笑）



料理はどれも素晴らしく美味しそうで♪あのローストチキンなんてカメラ映えの為に５７個も焼いたんだって！

畑のトマトもいい色に熟してて、かぶりつきたい衝動に駆られました。



ジェーンが住んでいる家もセンスがよくて、住み心地がよさそう・・・
一人なら増築しなくても十分な気もするけど、理想的なキッチンが欲しかったのですね。


今回はファッションより、料理やインテリアに強く惹かれたな～～～。


イケメンも一人もいなかったし（哀）
見所は料理？




マリー的お気に入り度　・・・　★★★★★★★★＋半　（美味しそうな料理にオマケ）