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カテゴリ:映画
“アイデア”を盗め、それがカタチになる前に 『インセプション』 監督・脚本・・・ クリストファー・ノーラン 音楽・・・ ハンス・ジマー 出演・・・レオナルド・ディカプリオ、エレン・ペイジ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、渡辺謙、キリアン・マーフィ、トム・ハーディ、トム・ベレンジャー、マイケル・ケイン 他 【解説】 『ダークナイト』の気鋭の映像作家、クリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で挑む、想像を超えた次世代アクション・エンターテインメント大作。 人の夢の世界にまで入り込み、他人のアイデアを盗むという高度な技術を持つ企業スパイが、最後の危険なミッションに臨む姿を描く。 主役を務めるのは『シャッター アイランド』のレオナルド・ディカプリオ。物語のキーマンとなる重要な役どころを『ラスト サムライ』の渡辺謙が好演する。斬新なストーリー展開と、ノーラン監督特有のスタイリッシュな映像世界に引き込まれる。 【STORY】 コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人が一番無防備になる状態――夢に入っている時に、他人のアイデアを盗み出すという、犯罪分野において最高の技術を持つスペシャリスト。 その類稀なる才能は企業スパイの世界において引っ張りだこの存在になっていた。だがその才能ゆえ、彼は最愛のものを失い、国際指名手配犯となってしまう。 そんな彼に絶好のチャンスが訪れる。このミッションを果たすことさえできれば、かつての幸せな人生を取り戻せるかもしれないのだ。だがその任務はほぼ不可能に近い「インセプション」と呼ばれるものだった。 それは彼が得意とするアイデアを盗み取るミッションではなく、他人の潜在意識に入り込み、ある考えを“植えつける”という最高難度のミッションだった。だが、最高の技術を持ち、細心の注意を払って準備を行ったが、予測していなかった展開が待ち受けていた…。 今週公開観たい作品はいくつもあったけど~ 来週公開、先行上映という『インセプション』待ちきれず、鑑賞~~~。 ものすごく濃い映画だった。 久しぶりに「映画を観た!」っていう満足感のある映画。 夢の中ではなんでもあり。 上下逆さまだって、ありえないものがあったって構わない。 ただ、想像力がないと凄くつまらない夢になってしまう・・・ 夢なのか現実なのか分からない時がよくある。 その夢がhappyなら、夢よ覚めないで。と思ってしまうこともよくあることで その夢の中にずっと居たいっていう気持ちはとてもよく分かる。 それでも普通は辛い現実へ戻らなくてはいけない。 この映画は、夢の中で他人のアイデアを盗む~というスタイルではあるけれど 主人公が抱えているトラウマと戦う物語でもある。 街中を列車が走ったり~ 自分たちの周りだけが爆破されたり~(それもスローで!) CGに頼らず実際行ったらしい。それだけでも凄い! 夢の世界を実際創り上げた訳ですもの。 無重力のシーンとかもすごかった! みんなを空中に浮かべたまま、ぐるぐるとひとつに纏めるとか・・・ どちらが上か下か分からないホテルの廊下 映像がとにかく凄かった~~~。 冒頭の最初の台詞が日本語なんです~。 私、間違えて吹替え版に来ちゃったかと焦りました~。 そしたら次はTOKYOです。 TOKYOって、こうやって上空から見ると違う国みたい。ステキ~~~。 一層、二層、三層、そして四層・・・ 夢の中で夢を見て、その中でまた夢を見て・・・フクザツ。 みんなで細いチューブで繋がれ眠っている姿は何か異様。 誰か一人は覚醒していて いざという時にはキック(外部から衝撃を与えて起こす) 眠っている間は信頼しかない。 これって少し『マトリックス』や『アバター』にも似ている。 チームで夢を共有。 寝てる間に危害を加えられる危険もあるのが怖い。 レオはまたもや眉間に皺です。 最近の彼、笑ったことあったかしら? 『ディパーテッド』『ブラッドダイヤモンド・』『ワールド・オブ・ライズ』『レボリューショナル・ロード』『シャッター・アイランド』 近年の作品並べてみても、こんなです。 彼の演技は認めます~~~。 今回もよかった。でもいつも妻がなんかやらかしちゃうんですけどぉ~。 そんな役ばかり?って思わせてしまうのはどうなのかな・・・ まぁ、文句言いつつレオから目が離せないんだけどね。 謙さんは立派になっちゃって・・・! この“サイトー”ってあて書き。 彼のイメージでノーラン監督が作ったらしいです。 最初から最後までほとんど出ずっぱりで驚きました~~~。 重要な役だしね、 設計士アリアドネ=エレン・ペイジは普通っぽい役で 私たち観客が混乱しないよう、基本的なことを質問して理解させてくれる繋ぎ役みたいな感じだった。 出しゃばった感じもなく、存在感がないわけでもなく・・・ やっぱり若手演技派だな~。上手かったです。 対して、マリオン・コティヤール彼女はまさに幻影・・・ 夢の世界にいざなう女性という雰囲気がぴったり。 彼女が出てくると空気が張りつめる。なんという緊張感・・・ レオと同じような感じを受けるのは、私だけかしら? コブの相棒アーサー=ジョセフ・ゴードン=レヴィット。無重力でのスタントとか素晴らしかった~。繊細なカンジが好み。 偽造師イームス=トム・ハーディ。最初デイヴィッド・ウェンハムかと思った。似てない?印象的でよかった。 調合師ユスフ=ディリープ・ラオ。イケメンじゃないとこがいいよね。独特な雰囲気がいい。 ターゲットのロバート。キリアン・マーフィ。いつもながらいいですね~。独特の存在感~。 コブの義父マイケル・ケインは少しの出演でも存在感はさすが。 キャストもいいし~ストーリーも斬新だし、映像は凄いし 思ったより難解ではないし・・・ 観て損はないかと思う。 音楽がまたいい。 音楽がいい~って思うと、たいていハンス・ジマー。 ハンス好き好き(笑) マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★★+半 (かなり好きかも~~~) ラストに関しては・・・ ちょっとネタばれかな?未見の方は注意!! 幸せなハッピーエンドであって欲しい~~~という願望は持ちつつ・・・ あのコマ・・・廻り続けていたよね。。。あの後倒れたって思いたい。 でも・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月17日 22時37分08秒
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