|
カテゴリ:言語・文化・コミュニケーション
昔、上智外英には、各地の英語方言の発音を完璧に真似できる
アメリカ人のM神父様という英語担当の教授がいらっしゃった。 標準アメリカ英語だろうが、米国東部エリート層(Establishment)の英語だろうが、 ニューヨークの英語だろうが、米国西海岸の英語だろうが、オーストラリア英語だろうが、 英国の上流階級の英語だろうが、労働階級のコックニー英語だろうが、 何でもござれ。 現在、英国ではこの2つのイギリス英語の中間に位置する エステュアリー英語(Estuary English)が広く使われているそうだが、 今M神父様が生きていらっしゃったら、これも真似できただろう。 (残念なことに、M神父様は数年前に癌で亡くなられた。) 彼が真似できなかった唯一の英語は、日本人英語の発音だった。笑。 (英語のネイティブの人が非ネイティブの英語を真似るのは失礼なので、 礼儀上、真似しなかったという話もあるが・・・) 確かに英語のネイティブの人の英語と比べて、 日本人英語の発音は、子音は弱く、母音は強い。 アクセントやイントネーションも違う。 おまけに、RとLを「ごちゃ混ぜ」にしなくてはならない。 確かにM神父様が日本人英語の発音を真似るのは、至難の技だったのだろう・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.20 20:14:14
[言語・文化・コミュニケーション] カテゴリの最新記事
|