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カテゴリ:言語・文化・コミュニケーション
<タイミングが悪いなぁと思いつつ、アップロードしますね。
集団と集団、国家と国家のエゴがぶつかりあう国内政治や国際政治は、ほとんどの場合、 個人間の関係とは全く別物なので、難しいですね。> 私はロシア語はできませんが、ロシア語でお茶は「チャーイ」というそうです。 遥か昔、英日・日英通訳として何かのパーティに参加していた時、ディナーでお隣に座ったのがロシア人。 (絶対席のアレンジャーが席の配置を間違えたんだと思う。 いくら通訳と言ったって、 英日・日英通訳にロシア語ができるわけないでしょ・・・) 英語が全く通じず、片言のドイツ語もフランス語も壊滅・・・ 中国語のニーハオもダメ。 共通言語がなく、全く会話が成立しませんでした。 でも、延々ムスッと黙ったまま、ディナーを過ごすわけにいかない・・・ わけのわからない言葉で次々に話しかけられるロシア人も困ったでしょうが、同じくわけのわからないロシア語で話しかけられる私も困りました。 (私は、ロシア語は、ダー = Yes、ニェット= No、スパシーボ = Thank youしか知りませんでした。) お互いに、にこにこ笑いながら、もう必死! ああ、意味が通じないと思いつつ、それでも にこにこ笑いながら、数か国語を試した後、 遂にやけになった私は、絶対通じるはずがない日本語で話しかけたのでした。 「オチャ、いかがですか?美味しいですよ。」 くだんのロシア人男性 「チャ!? ダー! ダー!」 (← とか何とか言っていたような気がする・・・・ 今思えば、チャではなく、チャーイと言っていたのか・・・) ああ、やっと一言意味がわかった・・・!という感じで、嬉しそうな満面の笑み。 とにかく意味が通じて、お茶を飲んでくれました。笑 この遥かあとの10年ほど前、世界各国の翻訳者が集うメーリングリストで知ったのですが、 「お茶」は、お茶の原産国、中国から世界各地に広まったので、中国に限らず、ロシア語など、世界の多くの言語で、「チャ」というのだそうです。 英国人の翻訳者は、英語のteaもそうだと言っていたかな・・・ (←うろ覚えなので違うかも・・・) でも、ティー、チャ、チャーイ、全部似てますよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.06 17:04:13
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