21日の日記
12年間の母子家庭生活で私が痛切に感じたのは家族を犠牲にしてまで働らかなくちゃならない事の空しさ・辛さでした。
保育士は早出があります、母が入退院を繰り返していましたので家にいない事がほとんどでした、私が早番の時は出勤時間が早すぎて息子を預けている保育園が開いていませんでした、息子を保育園に連れて行けないので4歳頃から息子には朝早くからずっとお留守番をさせていました、お昼休みに急いで様子を見に帰ったりお昼で休みをもらったり何とか卒園までこぎ着けました。
息子が小1の夏休みに退院して間もない母が他界し下校後に息子の面倒を見てくれる人が全くいなくなりました。
それからは熱があっても風邪をひいても家に1人で寝かせて働きました。
本当に辛かったです、兄弟でもいれば良かったですが1人っ子、淋しい思いをさせました。
もちろん私なんかよりご苦労を重ねていらっしゃる母子家庭の方はたくさんいらっしゃるでしょう。
私は小さい頃から両親が共働きで学校から帰っても淋しくて…帰宅後の母にかまってもらいたくても仕事で疲れている母はいつもイライラしていて物心ついた時には母に叱られてばかりいた記憶しかありません。
我が子にはそんな思いはさせたくない…でも息子には淋しい思いやイライラして怒鳴ったり辛い思いをさせました。
母が良く言っていました。
「庭に打ち水しながら旦那さんの帰りを待つような生活ができる人と結婚しなさいよ」
もし再婚したら家族を犠牲にしてまで働く事だけは絶対にしたくないと思いました。再婚相手も家庭を大事にしてくれる人がいいと思っていました。
再婚前、主人は家庭や息子を優先して良いと言ってくれましたし、何があっても私を守ってくれると言ってくれましたので主人の全てを受け入れ信じて息子を連れてここまでやって来たのでした。
家族のためなら私はどんな犠牲も厭いません。
1年に1度は家族旅行に行く…再婚前主人と約束しました…主人はそんな約束はしていない、君の思い込みだと言います、何でも都合の悪い約束は私の思い込みにさせられます。
去年の夏、息子と私にどこか旅行に行こうかと言いながら自然消滅でした、私も息子も本当に期待して待っていたのでした…主人の海パンや帽子など買い揃えて。
今年こそは家族旅行に行きたいと主人には何度か言いました…メールでもお願いしました。
昨夜、主人に言われました。
「たくさんの犠牲を払ってでもそんなに旅行に行かなきゃならないのか!」
他の人は忙しいのに休めるか!と言う事らしいのですが…他の人はお盆も日曜も休みです…我が家はお盆も日曜も仕事です…いつ出かけると言うのでしょう…有給取らなきゃ出かけられないのは目に見えています。
家族と過ごすために何かを犠牲にすると考えるのはおかしいと思います。
仕事の犠牲に家族がなるのは当たり前で家族のために仕事が犠牲になってどうして悪いのでしょうか?
家族以上に大切なものが何処にあると言うのでしょうか?
主人と再婚して数々の試練を乗り越えてきました…ひとえにこの家庭・家族を守りたい一心でした…でも主人のこの一言を聞いて体の力が抜けました…もうここで頑張れない…もうこの人は暮らせない…家族に対しての考えは夫々です…でも家族で過ごす時間を何かを犠牲にしてまで作る必要が何処にあると言う主人の考えは私には受け入れられない気がします。
疲れましたσ(^◇^;)。。。
過呼吸発作の時、病院で奥さんにストレスがありますか?と看護師さんが主人に尋ねていました…私のストレスが何なのか主人には永遠にわからないでしょう。
義父母や義姉妹や温泉や田舎暮らしや息子の事やそして貴方の事…まわりの全てが私にのし掛かって来て…押しつぶされそうです…逃げ出したい…楽になりたい。
主人は自分の家庭とか家族とか本気で持ちたかったのだろうか…
本当に疲れましたσ(^◇^;)。。。