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ちょっと待ってて。ちょっと後でね。
何かをやっているとき、本を読んでとか一緒に遊んでとかせがまれると、 ついついそんな返事をしてしまう。 でも、私の考えている「ちょっと」と子供の「ちょっと」の感覚はだいぶ違うのかもしれない。 子供を自転車の後ろに乗せて駅まで走っているときに、 時間に余裕があったので、 「ちょっと行くと電車が見えるから寄って行こうか」と聞いた。 「うん、行きたい。」 子供は大の電車好きだ。 予定していた道順から、200mほど走ると線路がある。 頻繁に走る路線なので、線路に沿って自転車で走ると、 たいてい3本くらいの電車とすれ違う。 50mほど走ったときに子供が聞いた。 「ねぇ、線路、まだなの?」 「うん、もうちょっと」 「・・・ねぇ、駐車場しか見えないよ。」 確かに、マンションの裏手を通ったので、駐車場の車がたくさん目に入る。 私にとって、5分や10分で着くところは、「もうちょっと」。 手が離せなくて子供を待たせるときも、10分くらいは「ちょっと」の範疇のつもりでいる。 もしかしたら、30分くらいでも「ちょっと」と言ってしまっているかもしれない。 でも、子供にとって「ちょっと」は実は30秒先くらいの感覚なのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 22, 2007 05:26:59 PM
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