平成・つべこべ草

昨日、歌舞伎に行って来た。

いつも一緒に行く友人が、気持ちに余裕が出たらしく、夜の部であったがランチから一緒だった。

先般お母様を見送り、納骨が済んだのでホッとしたそうだ。

ランチの後、開場まで時間があったので、歌舞伎座のそばにある岩手銀河プラザへ買い物に行った。

目的はお徳用南部せんべいである。胡麻、落花生、カボチャの種など色々な種類のおせんべいが入っている。

時間があるので、店内を数回回って商品を見るが、生物は買えないし、そこまで岩手の食材に思い入れが無い。

次に木挽町広場、という歌舞伎座の地下へ行った。

ここでは激安？のホームウエア（ワンピース）を柄違いで二人で買った。


お弁当も買って、歌舞伎座へ。

夜の部は「義経千本桜」、仁左衛門さんが力演された。

ただ、「すし屋」でのいがみの権太は、仁左衛門さんでなくても良かったと思う。維盛の方が合っていると思ったし、あまりにスレンダーでいらして痛々しい感じがした。片肌脱ぎをになる父親に刺されてからは特に。

私としては、今なら中車さんが適役であると思う。獅童さんもありかな。

「川連法眼館」の松緑さん、今月も良かった。忠信狐の動きが軽やかで良かった。宙乗りなどの派手な演出ではなく、正統派の内容で落ち着いて観れた。