”夢みる里に雪がふる”滅びて流残の時歩む日々

日本のある処に存在してる、全く無名なホーキング（呆今吾）博士が

遂に宇宙の謎を解明したと軽々に発表しました。

簡略に申せば、この宇宙の存在ははるかに進化した我々人類の一部の

連中が実験してる物に過ぎないと言う事であります。

その究極的真価を成し遂げた人類の世界には、病気、戦、貧困などと言う

この我々が悩みとするものがまったく存在汚しない世界であると言う事。

死すらもない世界に住んでいると言う事であります。

故に、彼らは進化の果てに悩むべき存在すらない生に飽きて、我々の宇宙を

生み出して、多くの悲喜劇を演じさせて退屈な時を楽しんでいると言う訳で

あります。

ですから、呪うべき核の開発に成功した人類に対しては、拍手喝采が

鳴りやまなかったと言う。

その、悲劇的な人類の最期を確信出来たから。

チャイナやロシアが世界平和に逆行する国策を遂行するのも彼らの期待に副

うものであります。

北朝鮮やイランの核開発なども喜ぶべきものの一つでありましょう。

人類が、神や仏を信じてるのは彼らにとって喜劇でしかないのです。

彼らは、人間が流す悲しみや苦痛の涙が何より楽しくて、嬉しい事なのです。

言うなら、悪魔と断じてもよい存在でありましょう。

然し、我々からは彼らの実在は確認できません。

呆今吾博士の、死の淵から読み取れたわずかな知見にしか過ぎないのです。

彼らがまるで、コップをかき回す様に我々を躍らせたとて、誰が非難出来ましょ

うか。

今人類がテレビや映画で娯楽とか人間の実在のための文芸作品と称する作

品で演じさせる物語を、誰人が指弾するでしょうか。

事実でないから、映像の世界だから、物語だからと言って見てる我々に

究極の退屈な彼らを、問い詰める事は無理でしょう。

我々にできる事は、大いに悲嘆の涙を流し、大いに爆笑し、喜怒哀楽を

演じる事だけなのです。

無謀な国境線大いに結構、無茶苦茶な外圧、難癖大いに結構、独裁者

大歓迎、まあね、人類が絶滅したのでは、彼らも最初からやり直さなくては

ならないので困るのですが、。

さて、どうなるのでしょうかね～、ね呆今吾博士～。

駄目だ、もう眠ってるわ。