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倭国滅びて 防人生まれ 近畿の王に召されたる 東の国の若き民らの 母と妻とを 想う歌 言葉切なく 今も胸打つ 農作業 知らぬ身の上 なりし母 絹の着物を モンペと為しぬ
人はみな 逝くものなれば われひとり 風に起ちたり 真野の萱原 数合わせ つらきものあり 本を編む 曲折の 暗い川面の 浮き沈み 流れ過ぎ行く 時の灯りよ シジフォスの 神話を生きる 身となりて 愛も希望も すべて奪われ 光明子 白鳳仏を 如何に見るらむ あまたたび 血を喀くことを 強いられて 青春を奪われ 地獄さまよう かなしくも あるか身動き 出来ぬまま 今無きいのち 明日なきいのち やっとこさ、晴れてきました、日記には晴と書いておこう。
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