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文大統領、日本の主権を認めぬ発言。韓国との未来は、ない。 2019年1月11日 https://samurai20.jp/2019/01/kolie-71/ 韓国の対応は、酷いものであった。 新たなフェーズに入ったと言える。両国の動きを、できるだけ感情を排して分析してみたい。 これは本当に断交まで行くかもしれない。少なくとも韓国は、西側先進国としての形を失う。 レーダー照射について。 自民党の国会議員は、退くことはない。いまや自衛隊人気は大変なものであり、それは選挙を控えた衆参議員ならば強く認識しているところだ。これを退いてしまっては、現場の自衛官の面子がない。国民が許さない。 少し複雑なのが徴用工関連だ。 昨日のBlogにてある程度のことを書いたけれども、日韓基本条約、その中に付随されていた日韓請求権協定を論拠とし、淡々と手続きを進めていくことが政治側のメインストリームであると考えていた。 序盤より「断交」という言葉を用いたが、これは世論を形成していく過程で必要だったというのが一点と、【日韓基本条約が吹き飛ぶ】ことは断交と意味が変わらないからだ。請求権協定において、第三条が存在すること、そして仲裁委員会があることを昨日、解説した。 三人目の仲裁委員は、第三国が行うこととなる。日本・韓国の両国が納得するのは、恐らく米国になるのだろう。私はそのような流れを考えていた。ここまでは、見事に的中した。 しかし、いま、この流れが一気に変わりつつある。 大統領の年頭の記者会見は、それほどにひどかった。 韓国の司法を、日本政府も尊重せよという趣旨の発言があったとの報道だが、これは「日本には主権がない」と言っているに等しい。 想定されていた対応では、不足する。 「日本は、我慢しろ」とばかりの暴言を、韓国の文大統領は吐き捨てた。 これには、私も意外であったというのか、想定していなかった反応だ。 さらに悪化するゆえ、事態が加速していくだろうとは思っていたけれども、この発言はかなりまずい。韓国にとって。 韓国は、退かない。 今さらの話をするけれども、文大統領は慰安婦合意なんてどうでもいい。 ゆえに、約束は破りまくるだろうと思ってはいた。 聴いてみれば、本当にどうという話ではないのだけれども、文大統領とパククネ大統領は違う政党なのだ。 私は、パククネ大統領も別に好きではないけれども、 実は保守系であり、まだ話せるほうの政権だった。 当時、パククネ大統領のことを、政権交代直前の、自民党の総理みたいなものと書いたことがある。 ネット保守論壇からは、結構なバッシングを受けた記憶があるけれども、私の認識は今も変わっていない。 確かにパククネ大統領は、好きになれぬ政策を発信し続けたけれども、なんだかんだで今の文大統領よりは常識人だった。 特に誰を指すわけではないけれども、パククネ大統領を「自民党の総理」と考えて欲しい。 そして、文大統領が誕生したのは、政権交代後の日本の構図に近い。 リベラル政権が誕生したわけで、イメージで行けば(こちらは名前を出すけれども)「鳩山総理」が誕生したようなもの。 政治家の資質としての問題もあるという意味で例に挙げたけれども、一番重視して欲しいのは「政党が違う」という点です。 政権交代後の日本が、外交においてどういう態度をとったか覚えているでしょうか。 自民党が決めてきたことなんてどうでもよかったわけですよ、民主党の総理からすれば。 同じことが韓国にも言えるわけで、(保守派の)パククネ大統領が日本と約束した決め事なんて、どうだっていい。それが文大統領である。 もともと守るはずなんて、ない。 私は、それをわかった上で「見てください、約束も守れない韓国ですよ」と淡々と投稿してきたわけです。 ・・・というか、このあたりのことは、日本の国会議員たちは皆わかってやっていると思う、野党も含め。(でなければ、かなり才能がない。) 地方議員だって、このあたりは、かなりの人数がわかってたんですよね。 そして、文大統領の振舞いは、ある意味では正しいのです。 自分たちの政党が、どういう支持者に支えられているかを理解している。 どうやって選挙に勝ったのかがわかっているので、「日本に譲歩することはできない」というもの。 これは政治力学的には正しい。 よって、こういう振舞いしかしないだろうことは、もともと織り込み済みですよ。 いまの説明で何か分かりにくい部分はありましたか? 物凄く初歩的な内容だと思います。地方議会であっても、普通に見る光景ですから、似た経験がある議員はいくらでもいるわけです。 (例えば市長とかが変わった後には、同じようなことは起きる。) 韓国は、退かない。 そんなことは百も承知だったので、正面衝突させようZE☆ というのが、一部の(日本の)保守系にあった、世論を作っていこうとした時の下話です。 あの国の異常性を内外に示すべく、淡々と発信を続けること。 この部分においては、ほぼ計画通りでした。 日本も退かない。退けない。 世論はすでに形勢されております。 特に大きいのは、経団連が入っていることではないでしょうか。 御用新聞とすら称される、そしていつもは韓国を誉めているイメージの日経新聞までもが韓国叩きを開始しました。 メディアのスポンサーもこちら側ですから、日本の政治家は退きようがありません。 日本の保守系政治家だけならば、数も少なく「いつもなら、討ち取られる」のが常でした。 結果的には骨抜きになっていく。 ですが、今回は保守が動いているというわけではありません。 目の前のお金のことを考えている、それぞれの企業が「俺の金が危ない」と焦っているわけで、 財界の動きは、「ぶっちゃけ保守とかどうでもいい」わけですね。 (ドライに書きますけどね。) メディアも、かなりガッツリ動いてしまっている。 このあたりは、序盤戦で色んな暗闘みたいなものはあったと思うけれども、 (そして一部に私も参戦していたような気もするけれども) ここの部分においては、勝ったんですよね。 もう止められない。 日本の国内世論には飛び火しまくった後で、ここまでの規模となると「政治家は退きようがない」のです。だって選挙がありますから。 特に効果が高いのは、レーダー照射です。 自衛官の面子は、政治が何もしないではたまったものではありません。 ここまで話が大きくなった以上は、やらざるを得ない状況にあるわけです。 これにより、正面衝突☆は、無事に計画通り達成されたわけです。 日韓請求権協定が、予定通り論拠となりました。 つまり、日韓基本条約にも影響を与えるまでの環境整備が整った。 ここから先の予定は、仲裁委員会。 そして国際法廷などであろうこと。 同時並行で、ノービザの廃止や共用ナンバーの廃止。 一応は高めの目標を掲げておいたほうがいいので、渡航禁止などを掲げておこうか、と。 これで目的達成となると思っていました。 ただ、(仲裁委員会ぐらいは開かれるかも知れませんが)ここから先の状況は、予定から大幅に変わりそうです。 文大統領が、想像以上にひどかった。 約束を反故にする、守らない、失礼な態度をとる、ぐらいは想定していました。 事態が加速していくであろうという予測もしていました。 だが、大統領会見の内容は、私の想像以上だった。 以下、報道より。 ”韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、ソウルの大統領府で年頭の記者会見を開いた。韓国最高裁が日本企業に賠償を命じたいわゆる徴用工訴訟判決をめぐって「日本の政治指導者らが政治的な争点とし、論争を拡散させているのは賢明な態度ではない」と指摘し、繰り返し強い反発を示してきた安倍晋三政権の対応を批判した。 日本政府は9日、1965年の日韓請求権協定に基づく協議を韓国に要請した。だが、文氏は朴槿恵(パク・クネ)前政権時代に故意に審理を先送りしようとした疑惑で最高裁への捜査が続いていることを挙げて「状況を見て判断しなければならない」と述べ、韓国政府としての対応策を早急に提示する考えがないことを示唆した(後略)。” 産経 https://www.sankei.com/smp/world/news/190110/wor1901100028-s1.html 読売によると”「文氏「日本はもう少し謙虚に」「判決尊重せよ」”のタイトルで配信された内容は、これまた凄い内容だった。 ”「韓国政府は三権分立により判決を尊重しなければならない」と強調した。その上で「日本は不満があっても、基本的にはどうしようもないという認識を持たなければいけない」と述べ、日本側も判決を尊重すべきだとの認識を示した。(後略)” 読売 https://www.yomiuri.co.jp/world/20190110-OYT1T50063.html 結構、凄いことを言ってるんですよね。 韓国政府が、三権分立に基づいて韓国の司法を尊重することは、まぁいい。 一般的なロジックで、私もここまでは理解できる。 だが、韓国の司法を、日本政府が尊重すべきという部分まで行ってしまうと 【日本は韓国の属国】みたいなですね、そういう意味合いになってしまう。 日本を格下に見ているとか、そういう怒り方では足りなくて、 国家と国家という、そういう認識を文大統領は持っていない。 韓国のトップは、日本の主権を認めていない、ということなんですよね。 ちょっと、政治家としてのセンスというか標準的な知識が不足しているというか、はっきり頭がおかしい。 主権を否定された日本政府 ここは、もう煽って書いているわけではなくてですね、 「おいおい、この状態で日本政府はどうするんですかね」という、すでに個人的な疑問。 私は、ノービザ廃止であったりナンバーの共用中止ぐらいで終わると思ってたんです。 ですが、経済制裁や金融、あとは関税の引上げとかまで行くかも知れませんね。 というか、やらざるを得ない。 ここまで行くのは、想定していませんでした。 昨日のBlog(請求権協定の第三条の解説)で、だいたいの種明かしをして終わる予定だったのですけれども、流れが一気に変わってきつつある。 行っても、国際司法裁判所ぐらいまでかな、とか。 その過程で、いくつか併せ技で何かあるかな?という想定だったのですけれども。 経済制裁や金融制裁、 輸出入に関して禁止品目を設定、 特別永住許可の、制度そのものの抹消、 場合によっては渡航禁止。 話がこの速度で進むのならば、 大使の引上げ(最終的には、ですが。)とか 前代未聞ですが、大使館そのものを撤収。 日本政府には国家主権がなく、 韓国の司法に従えと、大統領が公言してしまい、 当然のこととして、海外にも発信された以上は 私たちは、新たなステージに進んだということを理解せねばなりません。 防衛上は、痛みがあることは事実でしょう。それでも、やらざるを得ない。 「おや、韓国は滅んだのでは?」と思った方は、拡散をお願いします。
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Last updated
2019.01.17 15:00:06
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