ブルネイ・ダルサラーム国
略史<外務省>
年月 | 略史 |
14世紀末 | アラク・ベタタール王がイスラム教に改宗して初代スルタン・モハマッドとなる。 |
16世紀 | ・マゼラン艦隊,ブルネイ湾に入港。
・第5代スルタン・ボルキアの統治下,サバ州,サラワク州及びフィリピン南部を統治,ブルネイ王国の最盛期。 |
1888年 | 英国と保護協定を結び,外交を英国が担当。 |
1906年 | 内政を含め英国の保護領となる。 |
1959年 | 内政の自治を回復。 |
1962年 | アザハリの反乱(ブルネイ人民党のメンバーによる,スルタン制及びブルネイのマレーシア連邦参加に対する反乱)。
非常事態宣言を発布(現在に至る)。 |
1984年 | 英国より完全独立(1月1日)。 |
<外務省、WIKIPEDIA,世界経済のネタ帳など>
国名 | ブルネイ・ダルサラーム国 |
幸福度(エイドリアン・ホワイト氏) | 9位 |
通貨 | ブルネイ・ドル、1ブルネイ・ドル=約62円(2012年6月上旬現在) |
国花 | シンポール(ビワモドキ科 Dillenia (Wormia) suffruticosa、マレー語でSimpoh) |
国旗 | 黄色の地に白と黒の帯が斜めに横切り、中央に赤い国章が配されている旗である。 中央に配置されたブルネイの国章は、イスラム教を象徴する三日月と、ブルネイ王室を表す傘、政府の福祉・平和・繁栄を象徴する両手などを組み合わせた意匠である。三日月には「神の御導きに従って常に奉仕に尽力する」という国の標語が、三日月の下のリボンには「ブルネイ・ダルエスサラーム(平和の国ブルネイ)」という国名が、それぞれアラビア文字で記されている。 |
国の標語 | 常に神の導きに従いなさい |
面積:平方キロ | 5,765平方km 三重県並み |
人口:千人 | 423千人 |
人口密度:/平方キロ | 74人 |
首都 | バンダルスリブガワン 東京からの大気圏距離:4,267km 時差:JST-1時間 サマータイムなし |
民族 | マレー系65.7%,中華系10.9%,その他23.4% |
言語 | 公用語はマレー語。英語は広く通用し、華人の間では中国語も或る程度通用。 |
宗教 | イスラム教(国教)67%,仏教13%,キリスト教10%,その他10% |
政体 | 立憲君主制 |
元首 | ハサナル・ボルキア国王(第29代スルタン) |
国是 | 「マレー主義,イスラム国教,王制擁護」 |
議会 | 立法評議会はブルネイの一院制議会であるが,その権限は限定されており,予算審議等を行うのみに留まっている。 |
政権 | 首相 ハサナル・ボルキア国王が兼任、外務貿易相 モハメッド・ボルキア殿下(国王の実弟) |
軍事 | 国防省予算 5億ブルネイドル(全体の9.8%)、兵力 志願制 陸海空三軍の合計約8,300人(陸軍:約5,000人,海軍:約1,100人,空軍:約1,200人)。
また,英グルカ兵約3,050名(現役約1,050人,退役約2,000人)が王宮等主要な建物の警備に当たっている。 |
主要産業 | 石油・天然ガス(産出量:石油(16.6万バレル/日),天然ガス(126億立方メートル/年)) |
GDP:億ドル | 156億ドル |
一人当たりGDP:ドル | 36,521ドル |
実質GDP成長率 | 2.2% |
物価上昇率 | 2.0% |
失業率 | 2.6% |
財政収支/GDP比 | 31.9% |
経常収支(国際収支) | 84億ドル |
貿易収支(国際収支)A-B | 120億ブルネイ・ドル |
貿易額:輸出A | 157億ブルネイ・ドル |
同 :輸入B | 37億ブルネイ・ドル |
貿易品目:輸出 | 原油48.0%、天然ガス44.7%,メタノール1.1%,その他 |
同 :輸入 | 機械・輸送機器31%,工業製品23%,食料品15%,雑工業品9%,化学製品及び関連品8%その他14% |
貿易相手国:輸出 | 日本45.7%,韓国16.8%,ASEAN諸国14.7%,豪10.5%,インド8.5%,ニュージーランド3.8%,米国0.1% |
同 :輸入 | ASEAN諸国54.7%,米国12.5%,EU9.9%,中国7.8%,日本7.3%,韓国3.2% |
対日輸出 | 4,413億円 5,695百万ドル<日本通関> |
内訳 | 石油・天然ガス |
対日輸入 | 114億円 142百万ドル<日本通関> |
内訳 | 車両及びその部品,管及び管用継手 |
国の位置 | カリマンタン島(ボルネオ島)北部に位置し、北側を南シナ海に面するほかは陸地ではマレーシアに取り囲まれている。 |