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 めいてい君@ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Oct 13, 2012
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カテゴリ:お墓・葬儀・戸籍

身内に不幸があって、写経はお休み勝ちとなっている。

今日は、霊柩車の運行について、小生が不思議に思ったことを

記してみる。

「○○○」という大組織で「家族葬」を執り行った。

 

「家族葬」と言っても、決して、考えるほど安くはないのである。 


「霊柩車」というと、ハワイ旅行で使用したような大型リムジン

を思い出すような「長ロング・デラックス・タイプ」であった。

ハワイではカクテルバーがあるくらいの、ゆったりしたスペース

があったが、7mもの長さの霊柩車は、後部に「納棺」を収納

しているので、気分としては雰囲気が息苦しく感じられる。

大通りを進んでいき、別の市の大霊園近くを通過するに際して、

大通りがあるのに、突然小道に入り込み、グルグル回り始めた。

 小生は、日本の歴史小説を読んでいると、方位学、風水学等で

行く道が左右されると聞いていたが、そのためにわざわざ方位を                         

転換しているのだろうと思った。

 付随の車両も、先導の霊柩車に習ってグルグル回り始めたから、

マイクロバスでは気分が悪くなってゲロを吐く乗客もでた。

霊柩車の運転手に、穏やかに尋ねてみると、「方位」などの風流な

話ではないという。

今は、方位などを占っていては、一方通行規制の複雑な小道を

進むことは不可能だから、別の理由だという。

 

 車社会の現代では、沿道の住民や、商店(特に同業である

葬儀社)などから苦情が出る、という。

煌びやかな霊柩車は、沿道では住民や同業には歓迎されない。

特に、同業者は自分の車は良かれども、他社の車には文句を

言うらしい。

 

 たしかに、有名な霊園入り口の手前で小道に入って、遠慮

がちに、自分の支店がある経路を選んで、右往左往していた。

火葬場からの帰路については、霊柩車はすでに帰路についており、

一般車両との区別が付かないため、マイクロバスは自由行動でき、

一般の経路を使用しての順調な帰路となった。

 7mもの霊柩車は同業他社からも邪魔者扱いであって、運行経路

を小道を選びながら、ひっそりと進むしかない、のが現実である。

乗客にゲロを吐かすような運行しかできない、業界の「いがみ

合い」は生きている人にはともかく、死者にも負担を与えるもので

あり、なんとか和解できないものかと思う次第であった。

 

 商売より、死者の尊厳を優先するべし、である。 

 






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Last updated  Oct 21, 2013 08:27:20 PM
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