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 めいてい君@ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jul 15, 2014
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カテゴリ:物語り

八女の編  (502年)


 矢部一族が領する八女丘陵から西を眺めれば、有明湾を抱いて

筑紫大平原が拡がり、中央を筑紫川が悠然と流れている。

その地は、太宰府に遷都する以前の倭国の王達の墳陵が大小3百基あり、

「王家の谷」(エジプトにも同名の谷があるが)と呼ばれている。

いま、倭王磐井が、王家の谷を預かる部下であり、軍の総指揮者である

五百手と「王家の谷」を訪れて、倭王磐井の大陵墓の建設について

工事業者の土師師達と相談している。

 それまでの、土による円墓に加えて

最近流行の台形の王族の祭祀場を設けること、埴輪を減らして石像を

多く配することなどであった。

★ 

現代に見る大陵墓

手前にみえ、台形(社務所など)の上に陵墓のある森である> 

 

 岩戸山古墳の航空写真

 

<現代に見る石像のひとつ>

八女古墳の石像のひとつ 

 

 (資料:岩戸山古墳についてWEBより)

<ときどき入る写真は小生が理解するためにWEBから借用したものである> 

★ 

伽那六国リーダーである金官伽那の都・金海から急ぎの使者が来た。

従来は新羅・百済の緩衝地帯として軍事的に中立というより、無力で

あった伽那六国がそれぞれ中国の斉や魏に朝貢したことで新羅・百済を

刺激し、軍事力が必要になった。金官伽那は鉄鉱脈があっても、

木炭原料の樹木が枯渇し鉄の精錬ができなくなっているために、

雨の多い倭国などに原木を求めている有様。伽那六国を治める金官伽那は

倭国の救援を得るために、絶世の美女で名高い王女を倭王に差し出すという。

伽那国は、倭人が7割、韓人が2割、伽那人1割の構成で、支配層は伽那、

農耕・漁労・交易は倭人と、倭人に乗っかった国勢である。

倭王は伽那の王女を王妃に迎えることを承諾。

新羅が軍拡政策に動いたために朝鮮半島のみでなく、

倭国にも波乱が及んできたのである。



ところで、中国の南朝はと言うと、王の圧政、腐敗した貴族社会

は崩壊。代わってが、文治主義を全面に押し出し、

智慧、武力の国造りに

邁進していた。


現代に戻っての参考資料:WEBよりBack to the present age in Kyushu 

西日本新聞2005.8.21 

 

 

★ 

(呆けの写経は続く)






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Last updated  Apr 29, 2020 06:42:56 PM
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