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カテゴリ:宇宙の不思議・開発etc.
呆けの小生は、先日も書いたように、
惑星Xの動きが気にかかる。 BS-TBSのTV放送では、二夜連続して「生命大絶滅と縄文人の謎」 という膨大なスパンのタイトルであった。 これからは、46億年もの地球の歴史を辿ることが出来る 天然の博物館とでもいうべきグランド・キャニオンの断崖を下る回廊 から、(北米大陸が二つの大陸に分離されていたのが結合した) 剥き出しの地層によって、 十数億年もの地球の歴史経過を辿ることができ、 恐竜の足跡などもみえることを教わった。 <グランドキャニオン断崖地層とコロラド川:WIKIPEDIA> さらには、その付近にはP-T境界線(ベルム紀P~三畳紀T、約2億5,100万年前)という、 生物の痕跡が一切見えない境界線があることも教わった。 地球は、巨大な恐竜達の生きた時代があるが、 生物のほぼ絶滅という時代(P-T境界、 K-Pg境界・・白亜紀~第三紀の境界でK-T境界とも言う、約6,550万年前)を 何度も経験しているというものである。 P-T境界では 両生類・単弓類(哺乳類の先祖)、海生無脊椎動物(恒温動物) →恐竜など爬虫類(変温動物)、 <単弓類のなかで哺乳類は小型化、胎生化で生き残る。火山爆発説、海面低下による 一大陸化などが絶滅の契機> K-Pg境界では恐竜など爬虫類、浅海性生物 →哺乳類(恒温動物)の生物交代が起こっている。 <ユカタン半島への巨大隕石衝突が引き金> ★ ただし、この辺は、地球の歴史書にも出てくるから驚かない。 重要なのは、1.6万年ほど前に現れて、 1.3万年前に活躍した縄文人についてである。 //////////////////////////// 3千年前に日本に現れた弥生人については触れていない。 呆けの小生は3千年前というと、モーゼの出エジプト記の頃なので 日本列島の成立や、惑星Xの動きを知りたいがこちらについては フォーカスがない。 //////////////////////////// この番組のエッセンスは日本の縄文人の痕跡は アメリカ大陸に残されている、 とのロマンである。 <縄文人:WIKIPEDIA> オレゴン州の洞窟で1万年前の「ワラジ」そっくりの遺物が たくさん出土していた。 日本の東北で使用されている「ワラジ」そっくりの造りである。 さらに、1億4,500万年頃の「人糞」が出土し、 そのDNA採取でアジア人が当時、 すでに米大陸にいたことが判った。 縄文人の使った「土器」や「鏃」と同じモノが、 米国、エクアドル(BC3000)などでも発掘されている。 ////////////// 従来の定説では1.3万年前頃にベーリング海の 氷で陸続きとなった部分を人類が渡った、 と言われてきた。 //////////////// しかし、縄文人は、丸木船で島伝いに渡海していった形跡がある、という。 渡海ルートは、日本と同じ食料が長期間獲られるケルプ(=海藻)ハイウエーが 北海道→千島列島→カムチャッカ半島(ロシア)→ベーリング海 →米大陸(アラスカ州)→アリューシャン列島→カナダ→米大陸南下 →(オレゴン州)川の遡上→フォートロック洞窟に通じるという。 <Google地図:マーク場所はフォートロック洞窟> ★ 米大陸では 俳優・佐々木蔵之介氏のナバホ族のMedicinemanメディスンマンを通じて、 彼等の宗教観やしぐさが日本人(八百万の神信仰)とよく似ていること、 彼等からも自分たちと他の民族とは違って似通ったモノを感じると聞いて 実感する。 <アメリカインディアン・アラスカ土着民居住地:WIKIPEDIA> 呆けの小生には、縄文人(狩猟採集民族)の子孫は、もしかしたら、 日本では3千年前に大陸からやってきたわれわれ弥生人(水稲栽培定住民族)に 北に追いやられ、 米大陸では西部劇で見られるようにピューリタン達に追いやられ、 中南米ではコンキスタドール達に征服されたのではあるまいか。 (DNA的にはアイヌ民族は縄文人のDNAを色濃く残している。) 我々弥生人も、縄文人の血をいくらかは受け継いでいるのであり、 米大陸の原住民との宗教的な繋がり(八百万の神)が深いと推察されよう? <世界を政治的にかつ、宗教的に支配せんとした一神教との差であろうか?> ★ 呆けの小生は、太陽との関係が異なる位置にあるピラミッド神殿の存在を 知りたいが、判らない。 NHK-BS101では「シリーズ知られざる古代文明」 ・「発見!マヤ・密林に隠されたピラミッドと謎の石舞台」が同日放映された。 NHKでは従来の人類の移動説を採用しているらしい。 アフリカ(20万年前)→アジア(3万年前)→シベリア→アメリカ→アンデス である。 ピラミッドは高いところを信仰する人類の共通の希望であり、 必然的に高い建造物はピラミッドの形を取るとの見方である。 これでは、本当は、同じような古代の時期にピラミッドが建設されているという 現実には向き合っていないように見える。 マヤ文明はインダス文明、メソポタミヤ文明、黄河文明、エジプト文明の 四大文明と違った「独自の文明」だとする。 後者は全て大河に沿った文明をもっているが、 マヤ文明は傍に大河がない豪雨の密林に湧き出た文化だという。 洪水が起きない高台~高地にピラミッド神殿を築き、 防水のために石灰岩を水に溶かした漆喰で神殿および石舞台・広場を覆い、 人工の貯水池の底に漆喰で防水塗装した設備をもった文明であった。 /////////////////////////////////// 呆けの小生は、地球を覆った(ノア時代の)洪水を避けるために 高台~高地に造営したピラミッド文化だと空想するのだが NHKはそこまで空想しない。 マヤ文明はその栄えた時期でもBC1800年から 絶滅した時期でも1697年と長い歴史を持つ。 もっと古い文明(3000年前)であった可能性も極めて高い。 定説のアジア移動説の前にすでに人類が居た可能性もあるのだ。 /////////////////////////////////// 密林のマヤ遺跡は、やや高台にあるティカルでは BC600から始まりAD900頃に放棄されている。 (地球規模の大洪水の心配がなくなったからだと呆け頭は思うが・・・) その理由は、NHKでは人口過剰や戦争激化などと見ている。 セノーテに人身御供の証拠が残るが、 天候異変(旱魃or継続豪雨)による、凶作続きを 鎮めるため神に祈りを捧げたという。 マヤ文明の滅亡原因は1697年に西洋人の鉄砲攻撃と病原菌による侵入であり、 王族、軍隊の敗北、天然痘・チフスなどの病疫の侵入によるものであった。 この西洋人の征服は、政治的には国家の征服であったが、 精神的には、西洋のカトリック教をもたらしたものの、 自然界の全てのモノを信じる原住民の心の奥底までを征服することはできず、 カトリックに自然信仰を交えたものに変形している。 現在のマヤ遺跡の発掘は、密林の中に放置された古代の村を「赤色立体地図」に 描き直して探索しているらしい。 (富士山麓の赤色立体地図の応用である。) ///////////////////////////////////// 太陽との位置が狂った神殿は取り壊されたのであろうか。 新しい神殿建設に古い石材は利用されるから残っているはずはないのだが・・・ ///////////////////////////////////// ★ 西洋人による新大陸発見という「既成事実」が 実は・・・「古代から原住民は居た」のだと、 次々と書き換えられているのが興味深い。 そろそろ、本当の地球の歴史が見えてくるかも知れない。 中米のユカタン半島のティカル(グアテマラ)にみられるピラミッド神殿 (マヤ文明・・・「漢字」や「かな」をもつ日本語に似た高度な文字文化) <マヤ文字表語文字と音節文字:WIKIPEDIA> ↑ ↓ <WebのN.Y.在住の「みらい塾」HPから> ペルーのマチュピチュ(標高2,430m)にみられる石の神殿 (インカ文明・・・文字は持たないが紐の結び目で表示するキープ構造。 笑うなかれ!コンピューターでも2進法[0,1]で全ての情報を 表すのであり、元の綱から分岐したラインからの結び目、その長さ、 大きさ、小枝の再結束などなどに意味があるかも知れない。 われわれが、今は、その暗号を解読できないだけである。) ←→ <キープ=結縄:WIKIPEDIA> <日本の算盤(WIKIPEDIAから)に似ている?> などは アフリカやアジアに見られる大河の畔の文明とは違い、 大洪水を避けて人類が「やや高台~高地」に登り昇華させた文明であり、 大洪水が収まったことを確信して、不便な遺跡を放棄したのではないだろうか。 このような大洪水は惑星Xの接近による重力変化に関係しているように感じる。 NASAが惑星Xの現在位置・正確な軌道を解明して欲しいと願っている。 ★ 呆けのマサ夢であるかも。 ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 13, 2016 09:28:00 AM
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