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ゆうきち先生の塾長日記”日々これ物語”

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2009.02.17
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カテゴリ:塾のこと
昨日の授業後、ある男子生徒に言われた言葉でした。

「話があります…」なんて神妙な面持ちで話し始めるので、僕はてっきり告白でもされるのかと思い、


「ごめん、俺にはそういう趣味は…」


と返したところ、違うとのこと。




で、ここからは真面目な話ですが、その生徒の話とは「志望校が決まった」との報告でした。

中学生のうちに将来を考え、

高校を選択し、

2年生のうちからそういう「意識」を持つ。

素晴らしいことではないでしょうか。


僕が開塾時にA3の紙両面に書きだした

「こういう塾にしたい」構想の中にこのように記されています。




「夢を持ち、それに向かって頑張る中学生を全力で応援したい。」



中学生でやることが見つからないのは恥ずべきことでも何でもない…。これは最近色々なメディアや出版物でも謳われています。

僕自身、それには異論はありません。

しかしながら、放っておいても出てくるものではないとも思っています。


将来の夢を見つけられない、持てない…その一番の理由は、


「どんな職業があって、

その職業はどういう仕事をして、

大人はどういう目線で生きていて、

何を考えていて、

何に幸せを見出していているのか?」


こういう、将来を考える為の判断材料が無さ過ぎるからではないかと思っています。



逆に言えば、そういう環境が身近にある子供というのは目標を持っている子が多いというのも言えるのではないでしょうか。

例えば、

お医者さん(開業医)の子供というのは普段から親が患者さんとどういう接し方をして、どういう仕事をして、どこに悩み、どこに喜びを感じているかも日常生活から感じやすい。故に、『将来僕もお父さんのような、お母さんのようなお医者さんになりたい』と思う子も少なくないのではないでしょうか?(あくまで経験上の個人的感想ですが)。

例えば、

お家で夕食時にお父さんやお母さんが仕事の話を聞いているのを日常的に聞いていて、お父さんがわくわくしながら話しているのを聞いて、お母さんが嬉しそうに話す姿を見て、そうして『そういう仕事を僕も大人になったらしたい!』と思う子供もいるのではないでしょうか?

例えば僕は、

親が自営業であった為、苦しい面も、逆に喜びを感じられる面も沢山見てきました。ラーメン屋さんでしたが、

『ありがとう、うまかったよ!又来るわ!』

なんて言葉を残して店を出るお客さんに親が嬉しそうに

『ありがとうございました!又お願いします!』

なんて言っている姿には、「いいなぁ~」なんて思ったこともありました(残念ながらラーメン屋さんをやろうとは思わなかったのですが)。



又、福祉を志した時も最初はおじいちゃんが足を切断したのがきっかけでした。その難儀さを目にし、「こういうおじいちゃんの様な困っている人を助ける仕事って良いな…」と思い、それ系の大学に進学を決心…

したものの、実習を通して自分は高齢者福祉は無理かもしれないと思い、短期海外研修で「児童福祉」の現場を目にし「これだ!」と新たな道を見いだせたのでした。この仕事なら僕は毎日を楽しく、好きな仕事に全力で取り組める!と思ったものです。

だから、僕のこの今の状況も道の途中にすぎません。今も幸せに、自分なりに一生懸命に、そして先を見据えてやっているつもりです。






こういう環境がどんどん身近になっていくことで、将来を真剣に考える機会を持て、選択肢も出来、夢も見つけられるのではないかと思っています。


夢も目標も変わったって良い。しかし、考える機会を持つこと、将来に希望を持てることというのは絶対に必要ではないでしょうか。



昨日の男の子に話を戻すと、

「工業系の勉強をしたい」とのことでした。家族とも話し、自分自身も機械関係の事には深く興味があるし…

今の段階でそのような考えを持ち、その為に「どうすれば良いですか?」という質問を投げかけてくる生徒には頼もしさすら覚えました。


3年生もそうですが、今年の2年生は現時点で将来こういう仕事に就きたい…と考える生徒が中々多いです。

既に志望校が明確になっている生徒もいます。

あと必要な事が何なのか?それは考えてほしいです。


志望校が明確になった時点で、それに向けて走り出した生徒もいます。授業中の目つきも変わり、姿勢にもそれが表れだした子もいます。

対して「あれをしたいし、この高校に行きたい」とは口でいうものの、それに対する努力が伴っていない生徒もいます。




言うは易し、行うが難し


絵にかいた餅



ニュアンスは様々ですが、こういう言葉が当てはまるように感じる子もいるというのが正直な僕の感想です。


自分の胸に手をあてて考えて、目標に向かっての努力、歩みが出来ていないと感じるのであれば、

今から、

今日から、

少しずつ頑張って欲しいと思います。



その先に、自ずと道は開けてくるのではないでしょうか?

その君の歩みが、道をこじ開けていくのではないでしょうか?





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Last updated  2009.02.17 14:12:50
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