人財
昨日は、ビアガーデンで開催された、地区の同業者による懇親会に社員と共に出席しました。隣席の先輩社長から「貴方のところの社員さんは、飲みの場でも活き活きとしておられる。仕事においてもさぞ充実しているのでしょう」「よく教育しましたね」そうお褒めの言葉をいただきました。我が社は歴代、有難きかな優秀な社員に恵まれてきました。パートさんであっても、どこのパートさんより優秀に育てる自信があります。何でもさせるので、多くを覚える事ができます。募集しなくとも、社員はいつも向こうから雇って欲しいとやって来ました。採用するのに経験は不要。学歴やこれまでどこでどう実績を残したなどはどうでもいい。商業学校でなくとも、経理などできる。採用に当たっては、誰でもいいという訳にはいかない。ただでもいらない人は要らないのだ。女性も男性も関係ない。できる人はできる。十年いる人より、入ったばかりの若い人が優秀な場合も多々ある。慢心のうさぎより、謙虚に前を向いて一歩踏み出す亀の方が期待できるのだ。気づきの多い人は、例え失敗しても安心していられる。気づきは波紋を描き鳥瞰的に観ることによって更に多くを気づくことになる。柔軟に変化できる人間こそ優秀ということになるのだ。パートさんでも二十歳の子でも、幹部になることはできる。採用に当っては、何より心の所在が大切なのです。そこを十分観るのです。そこを間違えなければあとが楽です。大切な部分が共有できれば、多くの社内規則など必要ありません。良心にのっとって、自分で考え自分で行動する。「いい社員さんを持っていますね」そう言われた私は、「営業力においても人間的においても、私よりずっと社員の方が上です」「私は正直なところ、経営の才覚もなくできた社長でもありません」「人を育てるのも下手です」「ただ、このハートは誰にも負けません」私はいつも本音で社員に対峙しています。時に直情的に激昂し、スポーツの監督やアニマル浜口氏のようにバトルしながら。私は、コーチングなどといった、空々しいスキルの指導はできないし、好きでもありません。粗削りでもいい。本音での付き合いが大切なのです。「貴方たちが他人であれば何も言わない」「この会社にいる限り、ああなって欲しいこうなって欲しいから私は言う」お陰で皆、社員は長くいる。私は、採用前にとにかく私の考えの全てを本音で伝えます。良いとこも悪いところも、自らの欠点も。で、入社して・・大いなる勘違い。「社長ってひどい人!(ーー;)」と思っても、俺し~らない。「ちゃんといっただろ?あの時」「欠点だらけだって」(^ ^)それでもこの会社に入ったあんたが悪い。何事も自己責任だ。爆ランキング参加中です。清き一票をポチッと宜しくお願いいたします。2011.3.11(金)14:46