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カテゴリ:六弦黙示録
タイトルにもありますが持ち前の “木越ギター” のKT-SPECIALのことです。
弾く度に思うのが、何でコイツはこんな音を出すのかなと思うんです。 明らかにレスポールではない形状、しかもシンライン(中身が空洞)にも関わらずプリンとした極太トーンを奏でるわけで・・・響きがめっちゃ良い。この感覚がヴィンテージレスポールに近いんですよね。 木越ギターはジャズを好む人からの評判が高いわけですが、何かこう・・・メイプルトップ/ホンマホバック、ギブソンスケールにPAF系のハムバッカーを使っていたり、ヴィンテージワイヤーやバンブルビーだったりと、ヴィンテージレスポールを彷彿とするスペックが垣間見れます。 100%手作業で切り出し、成形して組み上げると同時に、木を叩いて響きを感じ取り、その特性に合わせて個体ごとに削り方を変えているという、機械的には出来ない人間の感覚的な製造工程によって生まれるトーンをウリにしている木越ギター。“いなたい” とは言いますけど、整い過ぎていない複雑な音がそう感じさせるのか。感性に訴えかけられますな。 日本のギターってカチッとしていて見た目には美しいんですが、逆に精度が高すぎて無機質と言うか、工業製品的になり過ぎてしまって温もりを感じないこともあります。木越ギターは良くも悪くも “ハンドメイド” って感じがあって見た目にも温もりがあると言うか、肌触りも良くて大変気に入ってます。 ハカランダネック&指板という仕様に関しては、ハカランダだから全てが最高というわけではなく、その “材” の音を好きかどうかの価値観で決まる話なだけですが、しっかりハカランダ材の良さを引き出していてハカランダの音が好きであれば極上のトーンに仕上がっていて味わい深い音を出します。そして新品なのに古いギターの様な“いなたさ” があるのも素敵。 これで音が悪かったら “ふざけんなよ!” なんですが、このトーンあり気で見て行くと芸術に感じます。 レスポール以外でここまで俺を満足させてくれたギターは中々無いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 1, 2024 08:40:12 PM
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