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週末に、武術の合宿があるのですが、 今日、いつものF先生の武術の稽古に行ったら、こんなことをおっしゃっていました。 「今、こうやって、私が皆さんに教えていることは、合宿では教えませんよ。」
あ、また、F先生のこの感じか~... (けっこう、ビシビシ言う先生なので) なんて、(怒られるのを)身構えていたら、意外な言葉が続きました。
「だって、合宿は、 定期的に練習してない人や、 私が普段は稽古をつけていない人がたくさん来ます。 その人達に、 今、私が皆さんに要求している内容を教えたって、 たった2日でできるようになんてなるどころか、 理解すらできませんよ。 合宿は、まとまった時間やるので、 別の意味では有効ですが、 結局、毎週毎週の普段の稽古に一番大切なものがあります。」
聞いてて、自分にも当てはめて、なるほど~と思ったのでした。 私も、英語で集中講座なり、 他の短期コースなど、教えさせていただく場面があるのですが、 それも、普段、定期的に私たちのレッスンをとってくれる生徒さんたちが、 その集中コースをとってこそ、 大きなレベルアップが見込めるんじゃないのかな、と思っています。
というのも、結局、 普段、定期的にレッスンに来ていない場合、 短期コースだと、カバーする内容は決まっていて、 この基礎部分をきちんと何回も何回も教えたいけれども、その時間はない、 または、教えても、上澄み部分だけさらっと言うことしかできなくて、 本当の理解という意味では、難しいだろうな、というジレンマを感じることが多々あります。 普段のレッスンをとっていると、 わかりが速いというか、 普段のレッスンで習ってきた基礎部分をもとにして理解することができるのよね。
ただ、その集中コースのみ来るのにも、 もちろん、よいこともたくさんあって、 どちらかというと、
・全体的なレベルの底上げというのは難しいが、 部分的なところで、ヒントというか、アイデアをつかめる。 ・まとまった時間の練習ができるため、その「連続練習」から学べるものは多い。 ・普段、会えない人とじっくり一緒に練習するので、視点が変わって いろんなモチベーションがもらえる。 などなどがあります。
私が、合宿好きなのは、そこらへんから得られるものが大きいと知っているからで、 どちらかというと、私の場合、特にその精神的な「モチベーション」という意味が大きいかも。
だけれども、やっぱり、それは、普段の稽古があってからこそというのを知っていて、 たまに、普段は、忙しくて、1か月に2回ぐらいしか稽古に行けてない という人を合宿で見かけるのですが、 (注:その人を責めているのに非ず。いろんな状況がありますしね) やっぱり、ちょっと手だけ、足だけでやってる感じがするのよね。 (ごめんね、その人...) 定期的に、稽古に来ている私の素晴らしい先輩たちとは、やっぱり全然違う... 先輩たちは、重心がしっかりしていて、体幹で動いている感じで、 小手先でやっている風には見えず、単純な動きでも力強く、 基礎がしっかりしている感じ。
ま、いろいろ書きましたが、普段のレッスンが大事! ちなみに、F先生に定期的に(たぶん週4以上)稽古をつけてもらっている人たちは、
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Last updated
April 6, 2017 05:05:12 PM
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