|
カテゴリ:カテゴリ未分類
実は、この2か月ぐらい悩んでいました。
毎回毎回、このブログに出てくる中国武術の稽古のお話ですが、 まあ、単なる趣味ってレベルじゃないほど、がっつり稽古に行っています。 運がよければ(仕事のスケジュールなど)、週6日の稽古、 雨が降ろうが、台風だろうが、稽古は必ず行くし、 それも、下手したら、朝練行って、夕練も行って、1日2回稽古に行ってみたり... なのですが、ちょっと、不安な出来事があったのよね~。 というのも、夏に、同輩の昔の中国人の老師が来日されていて、 (彼女は、昔、中国に住んでいて、そこでその老師と出会い、稽古をつけてもらっていた) 2日間の集中稽古があり、私も参加させてもらったのです。 稽古自体は、とても有意義で、違った視点からのアプローチがあり、非常に興味深かったのですが... 私と同輩だけが、同じところを何度も注意されるのです。 「そこは、腕をそういうふうにするな。」とか、 「剣の向きが違う。」などなど。 そう、私と同輩は、日本で同じ先生に稽古を長らくつけてもらっているので、 私たち2人だけが、同じ箇所で指導されたってことは、 日本の先生の影響がめちゃ色濃く出てるってこと... 稽古後に、その老師が同輩に、 「君の武術、日本風になっているよ。」と言われたそうなー。 私は、その老師の弟子ではないので、彼は直接は私には言わなかったものの、 同輩も、かなりショックだったらしく、 「じゃあ、どうすれば...?」と聞くと、 「日本でも、中国人の男性の先生を探して、稽古をつけてもらえば?」と言われたらしい... そして、その同輩は、この1か月で、本当に中国人の先生を探し、 私の先生の稽古は辞めてしまったのです!! 彼女とは、一緒の稽古を一番たくさんとっていた仲間で、 同輩だけに、仲もよく、 (しかも、この3年、お互いめっちゃ先生に怒られ、苦楽を共にした仲間だったので、 親友というより、もはや戦友。) 「吉野っち(私のあだ名)は、どうするの?」なんて言われ、 う~ん、私も、その老師のセリフはかなりショックだったんだよね。 だって、そんなの言われたら、 「私がついていこうと決めた日本人の先生の武術は、本当のものから遠いの?」と揺らぐし、 しかも、そんじょそこらの人が言ったのなら、気にも留めないものの、 一応、中国の大学の武術課の先生が言うと、やっぱり不安になるよねーーー? とまあ、不安ながらも、 「私は、この先も、日本で武術をやっていくし、 競技会も、日本の大会に出ることを目指しているんだから、 日本の競技会で成績を残している先生に、やっぱり、今まで通り稽古をつけてもらう。」 「そもそも、武術の基礎が身についてないのに、日本風も何もないよナ。 まずは、基礎が先!」 と、決心し、今まで通り、稽古に通っていたのです。 ただ、その同輩から、時おり新しい先生の稽古の話を聞き、 「1回、受けに来ない?」なんて言われるたびに、心がなんとなく不安になるのは、抑えきれず。 (同輩も、私のことを思って、親切心で言ってくれてるだけに、よけいにつらい) そして、昨日、夜練が終わった後、 別の同輩たちと、ごはんを食べて帰ったのですが、 また、その話になり、不安MAXで、少し、お酒も入っていたため、 私のS老師に、wechat(中国版LINEのようなもの)で、 「老師、伺いたいことがあります。 今、お話してもいいですか?」と話しかけてしまった。 注)S老師とは、、、 毎年の北京合宿で、稽古をつけていただいてる大尊敬している中国人老師。 1年に1回しか会えないが、 彼に会って稽古をつけてもらうのが、ものすごく楽しみで、 老師の言っていることを、わかりたい、一歩でも彼に近づきたいため、 私の中国語を練習するモチベーションになっているお方。 (っていうか、もう単なるファンかも。) S老師からも速攻、反応があって、 「请说吧。(どうぞ、話してみてください)」と言うので、 ここ数か月の私の心の不安をぶちまけたのです。 ーーー 長くなったので、明日に続きます ーーー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 18, 2017 08:00:10 AM
|
|