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投資商品として大々的に広告宣伝をしていた安愚楽牧場の破綻が報じられて数日が立ちましたが、当初は「口蹄疫」や「原発事故」の影響による経営悪化との報道でしたが、最近は「「和牛オーナー」安愚楽牧場が経営悪化 もともとビジネスモデルに無理あった?」と報じられています。
私も広告を見て「投資してみようかな?」と思った時期もありましたし、他の和牛オーナー制度の会社が経営破たんしてもここだけはずっと生き残っていたので大丈夫なのかも・・・と考えた時期もありましたが、やはり「これだけ大々的に広告宣伝をして資金を調達しなくてはならないのか?」とか「本当に儲かるのなら銀行を説得して低コストで資金調達できるはず。」との考えから結果としては投資しませんでした。その結果がこうなったので被害は被らなかったのですがやはり投資家は損失と紙一重なんだと実感しているところです。 また、最近では「安愚楽牧場の悲劇…1億円突っ込んだ会員が慟哭の激白!」と言う記事が出ていますが、この内容を見る限りやはり和牛オーナーになった方々の中には「投資」と言うより「預金の延長線上」のイメージが強い人も居たのではないかと思います。安愚楽牧場側も元本保証を謳っておらず投資であることに変わりは無いのですが、過去に一度も支払いが遅延した事は無いみたいですし、利回りを保証して居ますのでその辺りが認識が甘くなってしまったのではないか・・・と思います。 また、投資をする上で判断すべき財務諸表が公に公表されてないのは、投資をする前提の判断基準が得られていない訳ですから、投資として考えられている人は財務諸表を見るのは当然の判断基準なのでそれを考えずに資金を拠出した方々はやはり投資とは考えてなかったのだと思います。 最近はホテルファンドなどもあり(私も資料請求だけはしましたが結局は手を出してません)、この手の金融商品はまだまだ存在しますがやはり「自分の財産を守るのは自分」なのできちんと投資として判断しなければならないと思います。金融当局がこの手の商品の販売規制をすれば被害も減ると思いますがその線引きも難しいですね。。。 まあ、証券市場でも粉飾決算をする会社や今回の「原発事故」により大きく下落した銘柄等いろいろありますので対極として考えられないですから「やはり真剣に投資しなければダメだ。」と再度認識しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.08.04 07:58:56
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