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カテゴリ:仕事のこと
昨日、今日と、泊りがけの会社の研修に行ってきました。
研修のテーマは、論理的思考に関するもので、その名の通り、どうやって論理的に思考するのか、を習うものです。 論理的、って一見簡単に解釈できそうな言葉ですが、改めて問われると、果たしてどういうものか説明しづらいものです。漠としていて。 今回の研修は、このあたりの感覚をかなり具体的にしてくれました。 印象に残っている言葉を一つ。(私なりのアレンジが入ってます) ”たとえば職場で、何の為だか分からないことを、以前からやっていた、という理由だけでやり続けては居ないだろうか? このように、教えられまたは伝えられた「行動のみ」を諾々と実施することを原理主義という。 このようなことを何の疑いも無く実施している人や集団には、これ以上の進歩は無い。 本来、その行動には目的があり、その目的を達成するために、筋道立った思考の過程の末に、行き着いたのが、その行動のはずである。 こうした目的や途中の思考を捨ててしまえば、「行動」そのものが目的にすり替わり、何のための行動であるのか、全く分からなくなる。 何事も、まず目的を置き、それを達成するための軸を決めて論理を展開させ、行動を決定しなければ、最も良いと思われる行動を常に取ることが出来なくなる。 だから、ただ言われただけの表面的な「行動」は、必ず遡ってその目的を知ることが大事である。” 導入部において聴いた言葉ですが、私はここで、原理主義の意味を知りましたw でも、確かに周りを見れば、こういった状況は多々あるのです。 今回は、ここから先のどうやったら具体的に論理的思考が出来るのか、という技術のところまで講義があったのですが、今回の講義を受けて、自分の思考が結構常識にとらわれっぱなしで、いわゆる「バカの壁」にぶち当たってばかりいることも、痛感しました。 自分の視野はまだまだ狭い。 狭視野に陥らず、もっと広く柔軟且つ筋道立った思考を持つ様にしないとなぁ、と実感した研修でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.03 20:06:44
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