カテゴリ:投資日記
日経平均 17,233.82 +34.67
米高、ADR全面高、外人買い越しを受け東京市場は小幅続伸。 東証1部の騰落数は、値上がり銘柄数667、値下がりは865、売買代金は概算で2兆1691億円、売買高は14億6510万株で、SQの割には出来高少なめ。 主力株:銀行、証券が売られ、ハイテクは堅調。 メガチップス(6875)、レナウン(3606)、わらべや日洋(2918)、三益半導体工業(8155)、スター精密(7718)など材料の出たものが高い。 一方、全店業務停止命令の出たアイフル(8515)がS安、その他消費者金融が連れ安。セシール、ダイエーなども安い。 新興株:指数はJQは小幅上昇、他は下落。 ベクター(2656)、ユニバーサルホーム(4731)、ネクサス(2799)、ジェイホーム(2721)、モーニングスター(4765)などがS高。 今週の取引 無し ザラバもみれないし動きもあまりないので放置している。方向感はないが、来週大きく下げることがなければ何とかなるんじゃないかと思っている。 <アイフル問題について> アイフル問題は、少し驚きを持って見ている。全店業務停止命令はやり過ぎなんじゃないかという金融庁の判断の問題と、本当に違法な取り立てを表金融がやっていたのか、ということだ。現在のノンバンクは昔の街金のイメージとは異なり、かなりシステマティックにスマートにやっていると聞いている。TVCMも見ても、イメージアップに躍起になっているのが分かる。金利が高いのもCRMに基づき、貸し倒れを織り込んでいるためだ。無理に取り立てる必要はない。だからこそ高リスクの人にも貸すことが出来る。きちんと返す人にとっては貸し倒れの人の分の金利を払っていることになるが、貸す時点でその人も同リスクと見なされたわけで、そうでないならば、銀行で低金利の金を借りれば良いだけのことだ。現在のノンバンクバッシングは、本当に借り手保護になっているのだろうか?数日つなぎ融資を受けられさえすれば、キャッシュフロー的に成り立つ人だったら高金利でも借りたいときがあるはずだ。それを、上限金利を押し下げることで、借りれなくなってしまうおそれもある。そういう人はヤミ金融に流れるしか無くなる。結局借り手の選択肢を狭めていることになるのだ。 また、世間一般の認識・・・「金を借りるやつも貸す方も屑」的な一面的な見方も気になる。私自身、ノンバンクに金を借りる必要に直面したことはないが、その存在に関しては一目置いている。銀行が貸し渋った相手に貸してあげていたのだ。それで特に景気が低迷しているときなど日本経済にどれだけ貢献したことだろうか。評価されることはない。もっと単純に需給とリスクの関係だけで、シンプルに見れないものだろうか。 専業デイトレの人に対し、一面的に「社会の屑」としか見れない人たちと同類だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 15, 2006 08:42:20 AM
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