よりよいキャリアデザインをサポートするコーチング日記

皆さんの中でも同じ夢を何度も見る
という経験された方多いかと思います。

私も何度も見る夢の一つに大学時代の夢が
あります。

ここ半年から１年で３～５度くらい見たような気がします。

どんな内容かというと、
大学のテストや単位、レポートなどに追われ、

「単位落とすかもしれない！！」

「落第するかもしれない！！」

「ああ～、ちょっとのミスで単位落としてもた～。
落第してもた～。」

といった恐怖と落胆の夢です。

毎回、結構冷や汗かきながら、
目が覚めるといったあまり見たい内容の夢ではありません。

大学時代、単位取るのに苦労したかというと、
成績的には、安全ラインにいつもいたかと思います。
（特に超優秀ってほどでもないですが。）

しかし、テスト前の追い込みやレポート提出など、
日ごろ遊んでばっかりいた反動で、
急激なストレスがかかっていたのでしょう。

その何とも言えない切迫感と嫌な気持ちが
脳裏に深く刻み込まれたと思います。

夢の中で何度もフラッシュバックしてます。

受験勉強は、日々の努力と忍耐が人間として試される。
大学の勉強は、（受験勉強と同じ路線で主席を目指す
という考え方もありますが）物事の要領が試される。

そう思い、人間として違った部分の鍛錬として、
勉強の取り組み方を変えたつもりでした。

ある意味、どちらかというとクソ真面目で
不器用な人間である私にとっては、
「ある程度いい加減にして、要領を得るということは
どういうことか？」
「それが上手くできる人間か？」
というのは、大学時代の鍛錬によって、
鍛えられ、無事留年などもなく、
大学を卒業できたことで、
自分にとっての自信にもなったかと思います。

ただ、受験勉強の姿勢と大学での勉強の姿勢、
どちらが自分がありたい人生のあり方か？
と問われれば、前者であるかもしれない。

地味に日々コツコツと努力を続ける。

習慣化すれば、ある程度流れていくが、
常に自分を律し、パッパをかける作業は
決して楽なものではない。

でも、高い目標があればこそ、
頑張って取り組める訳で、
テストで良い結果が出て、
さらに自分を奮い立たせるといった
サイクルを上手く回し、プロセスそのものも
楽しみ、もし、結果が悪く出ても、

「一分一秒たりとも、
自分に妥協せず、１００％以上の
自分で取り組んでいた訳だから、
たまたま結果が出なかったが、
そのプロセスや自分の人生自体に
後悔はない。むしろ、充実感は、
満たされていて、自分の人生や
やってきたことは誇りに思える。」

そんなあり方が好きだし、
そういうあり方の方が得意なのかもしれない。

ただ、「いい加減に要領よくやる、生きる。」
というあり方ができない、やっぱり不器用な
人間ではないか？
といった恐怖からは、大学時代の
「あんまり好きではないあり方でも
やろうと思えば、平均以上の結果を出せる。」
という経験を通じて、自分にとって自信になったと思うし、
人間としての幅を広げられたと思っているので、
そんなに悔いていることではない。

今、大学時代の経験が悪夢となって、
よく見るということは、
何を私に問いかけているのか？
というのを考えると、やはり、
私の本当に望んでいるあり方は、
高校時代の受験勉強のあり方に近い、
ということなんだろう。

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