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カテゴリ:ゲーム(考察)
最近金曜の更新が空きがちな管理人です(昨日は残業でダウンしてました)
本日のネタはMHFで冤罪BANを騒いでる人間の中で「チート=裏技」と言っている ユーザーが居ると言う事なので、これらの違いについて。 先ずは、チートの定義について。直訳すれば「ズル」「騙す」という意味の英単語。 日本のコンピュータゲーム用語としては、主としてメモリエリアに細工するなどの手法で、 制作者の意図しない動作をさせる行為を指す。 日本では一般には改造ツールなどを使用して、データを改変する行為。 そして、裏技は「通称隠しコマンド」と呼ばれる事も有るが、本来は開発元の デバッグ用ツールの残骸だが、開発元が消費者にゲーム本来の楽しさとは別に、 隠しコマンドを探す・使う楽しみを提供できるとして、ゲームメーカーが 企画開発段階から意図的に組み込んだ物で有る。 特に隠しコマンド導入はFC~SFC時代にはこの傾向が強く見られ、 難易度の高過ぎた当時のソフトの難易度調整の為に開発側が意図的に用意していた。 現在、チートと呼ばれる行為は前者に当たり、技術的な側面からチート行為が 可能であっても、利用規約上でチートが禁止されている上、これに違反した場合は 著作物であるソフトウェア内容の改変とみなされ、強制解約されても文句は言えない。 現在、チート行為に関してはオフライン(シングルプレイ)でならユーザーの自己責任で 使って問題がないとする解釈も存在し、メーカー自身が後述のチートモード等を 「お楽しみ」として実装している場合もある。 (チートツールを呼び出すコマンドを裏技として実装している家庭用タイトルも有る) 自己責任で自己プログラムをクラッキングしても他人に影響を与えていない事も有り、 第三者などへの頒布をともなわない限り版権元(メーカー)が告訴した例は無い。 しかし、オンライン接続の有るオンラインゲームで行われた場合、どうなるだろうか? オンラインモードで行われた場合、ゲーム自体の信頼性を損なわせるばかりではなく、 ゲームのバランスを壊してしまい、他のチートを行わない・それらによって作られた アイテムを購入しないプレーヤーから見て、不公正な状態になり、最終的には ゲーム自体の魅力を損なう事にもなる為、ゲーム提供企業の損益にも繋がる結果になる。 此処までの解説を読んでも未だにチート行為に手を出そうと思うので有れば、 何れ運営側から訴訟を起こされる事を覚悟するべきだろう。 何故なら、オフラインタイトルでも過去にチート行為により開発元から起訴された例も 幾つも存在するのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.12 23:20:09
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