実家の親のこと(ぼやきのような独り言)
今老人ホームに入って4ヶ月めです。私は大体週に2、3回は行くようになります。居る時間はそんなに長くなくって、30分から1時間ぐらいかな?買い物や振り込みや銀行の手続き等頼まれることが多いです。普段の通院は施設の方がしてくださるのですが、眼科とかは少し時間も長くなるし遠くなるので私が付き添ってます。あと総合病院に行くときも私が行きます。今のところは父も母も小康状態なので、そう負担にはなってません。でもこれが実家に住んでるままだったら、とてもこんなことではすみませんね・・・こんなことを書いてしまって良いのかどうかわからないけれど、父の認知症が進んでることが今大変なのです。母もあのまま2人で暮らしていたら、きっともっとまいってたことだと思います。同じことを何度も繰り返したり、今したことを忘れてしまったり、部屋から出て廊下や1階に頻繁に行ったりです。暴れたりは今のところないけれど、非常に怒りっぽくなってきてます。今日も行ってたけれど、お風呂に付き添って下さる介護士さんに怒って入らなかったようです。大体お風呂に入ることをよく嫌がってます。どちらかと言うと温厚なほうだったのに、ちょっと人が変わったようになる時もあります。耳も遠くなってるのもあるけれど、意思の疎通があまり出来にくい感じです。それに表情も乏しくなってる。母はそんな父をみてとてもイライラしてるようですね。そしてとても心配もています。私はたまに行ってそれまでにあったことや母の気持ちを聞くしか出来ません。電話で聞くときもあります。正直あまり聞きたくないけれど、私位にしか言えないのでしょうね。夜もあまり寝られないようです。父はよく寝てるみたいです。私はと言うとそんな両親の様子を見て、私や夫も年取ったらこんな感じになるのかな?と思ったり、大変そうだなあ~とは思いますが、子どもたちが大変だった時程の大きな不安や悲しみはありません。何かあったとしてももうしょうがないなあと言う境地にもなっていますし、なるようになると思えるからですね。悲観的でも楽観的でもない。今のところ両親ともホームにお世話になれてるから、それも非常に大きいのだと思います。2人で一緒に入ってくれて感謝しています。家でも夫に「本当に助かってる」と言ってる。誰でもそう思うのだろうけれど、出来たら自分の家で老後を過ごしたいのでしょうね。でも実際問題としてそれをしようと思うと、自分の健康維持と、人手とお金が必要ですね。暗い話になってしまってすいません両親の様子を見ていて、私はまだ介護真っ只中では無いのですが、自分の老後のことも頭をよぎったり。子どもをあてにすることは私は全く考えていないのですが、今の福祉で長生きしたとして、自分の老後はどうなるのかなあ~とふと冬の夜長に思ったのでしたでもこんなことを考えられるのは、きっと子どものことが少し落ち着いてるからかなあ?明日はどうなるか?とハラハラして一喜一憂してたときに比べるとね。スッカリ落ち着いているわけでは無いですよ~今もね。四六時中心配で不安でたまらないと言う所からは脱したように感じていますね。小さな波やザワザワはしょっちゅうありますね。だからその度に自分の中で確認する毎日です。「ああ私はこう思っているのね」と。今日はレンタルしてきた洋画『アリスのままで』を観ました。今自分の中で感想を熟成中です。家族って血の繋がりって、もし自分がこの立場だったら?色々と考えさせられました。水仙ビオラとガーデンシクラメンと蝋梅