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ロシア生活2004-2012

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koshka0467

koshka0467

2006/02/11
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トリノオリンピックが始まっていますね。
実は私、冬季五輪、大好きです。
リュージュとかカーリングとか、珍しい種目が
テレビで日夜放映されるのがおもしろいですし。

中でもお気に入りはバイアスロン。
なんでスキーで滑って、その途中で鉄砲を撃つんだ!
北ヨーロッパの狩猟文化を思い起こさせて
とてもおもしろいです(違うのか?)
この種目、ロシアでは大変人気があって、
毎週末、と言えるほど頻繁に、
スポーツチャンネルで大会の中継をしています。

それから、冬季五輪は決まって
真っ青な空と白銀の山、という風景が
見られるのも好きなところ。
4年前のソルトレークオリンピックのときって、
修論と様々なトラブルを抱えてぐったりしていたのですが、
浅草の友人宅に上がりこんで、深夜3時くらいに
クロスカントリースキーのものすごい長距離種目を
(しかも時差スタートなので、抜きつ抜かれつの
 デッドヒートもなく、ひたすら淡々と滑るやつ)
コタツでただもうぼーっと眺めていたことがあります。
そのときの快晴の青空と雪景色、忘れることができません。
気持ちがすっきりする、非日常的な光景だったのですね。
(もっとも北国に住む今は、
 そういう風景のほうが日常でありますが。)

しかしロシアでは、
今は連日、競技の中継がなされているものの、
開幕前の盛り上がりはイマイチで、
開幕前日でも、ニュース番組のいちばん最後に
ちょろっとコメントされる程度。
そんなもんなの?でも社会主義時代だったら
金メダルとるのが国家的な大事で、
大騒ぎだったんじゃないの?
と思って大家さんに聞いてみると、

「さあねぇ。私、スポーツ興味なかったから。」

こういうコメントを聞くと、
日常的な現実の存在感を思い知ります。
「社会主義国家→国家の求心力が必要→ぜったい金メダル、
 だから国家的な選手養成システム」
といった、どこか上の方のレベルだけを見た図式が
私たちの頭の中にはイメージされているのですが、
日常レベルではもっと脱力した世界が
広がっていたんだよねぇ、きっと。
歴史を勉強するにも、
そういう注意って必要な気がします。

4年前は浅草、今回はペテルブルク。
さて4年後の冬季五輪のときは、
一体どこにいることになるでしょう…
(あれ、次の開催地ってどこ?)





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Last updated  2006/02/15 06:26:47 PM
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