カテゴリ:指導者として
美しい立ち方・・・。 これはバレエを志す人にとって何よりも大切なことです。 この立ち方を初期に指導された人とされなかった人とでは 将来的に大きな違いが出てきます。 それはその人が本来持っている脚のラインをそこなわず、 いい筋肉の付き方になるということ。 つまりキレイな脚♪になっていきます。 また、無理が無いため、怪我もおきにくくなります。 捻挫など突発的な怪我は予測できませんが、 少なくとも使い方の間違いが原因となる慢性的な怪我は防ぐことが可能です。 足の故障が出てきた場合、立ち方のチェックを改めて行うと、 体重のかかる位置があまり良くないことがわかったりします。 それは有る意味、指導者側の手落ちでもあるのですが、 実際の所、クラスレッスンでは個人個人の細かな部分までは 手が及ばないという実情もあり、トラブルが出たら対処という形となります。 正直いって冷や汗ものです。ここでこうしたことを披露するのは、自戒もこめています。 一番良いのはクラスの中での指導だけで NO INJURY(怪我無し)なのですが、 個人個人の違いが大きすぎ、クラスレッスンでは対応仕切れないのです。 また、小さな子どもの場合、バレエを楽しみの場として習いに来ているケースが多く、 細かなチェックとなるとバレエクラスが子供にとってつまらなくなるということもあり、 そこまで突き詰めた指導に徹しきれない事情もあります。 つまりは突き詰めるとついてこれない子供さんが多いのですね。(苦笑) そうしたことからもより良い立ち方を習得したい方には個人レッスンをオススメします。 さて、それでは立ち方のチェックをご覧いただきましょう。 小学5年生のYちゃん。私の生徒です。 3歳でバレエを始めました。バレエが大好きです。 彼女は体がいわゆるコンニャクちゃんでした。 (コンニャクちゃんについては過去の日記をご参照ください。) 特に足全体の関節の可動域が多い子です。筋力もあまり強いタイプではありません。 そのため、正しいアライメントを保ちきれず、土踏まずが落ちてしまい、 外反母趾や足首の痛みが起きてしまいました。 私のチェックが甘かったといえば甘かったのですが、 当時の私は解剖学的アプローチのバレエ指導法を学び始めたばかりで、 そこまでの細かな認識が不足していました。 今、思うと悔やんでも悔やみきれないです。 Yちゃんに対しての責任を感じ、これからの指導で彼女がいいアライメントを習得し、 美しく踊れるよう、最善を尽くすと心に誓っています。 そんな彼女の立ち方をチェックしてバランスのかかっている位置を指導しました。 その指導前と指導後の写真をご覧ください。 指導前 指導後 一度の指導でこれだけの違いが出ましたが、これまでの重心が体に染み込んでいるので、 新しい立ち方を「当たり前」にするためには、 反復練習と本人がどれだけその立ち方に徹することができるかにかかってきます。 Yちゃんは意思の強いお嬢さんですから、クラスの中できっと実践することでしょう。 綺麗な脚になるよう、しっかりとお手伝いさせていただきます!!! ☆ ☆ ☆ ☆ モニターご希望の方はコチラをクリック♪ ☆ ☆ ☆ ☆ 治療師さん紹介を希望する方はコチラをクリック♪ ☆ ☆ ☆ ☆ ただいまQ&A受付中です。 受付期間は1月末日まで。 締め切り間近です★ 興味ある方はまずはこちらをクリック♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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January 29, 2005 02:58:47 PM
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