カテゴリ:指導者として
昨日の大人の初心者クラスでのこと。 骨格標本(つまりは骸骨)を生徒に見せて、 あばら骨の向きの話をしました。 みぞおちの辺りが上向きになってしまうと、 上体が反り返った状態になってしまうので、 あばら骨の角度に気をつけるように指導しました。 すると、嬉しいことに 大人の生徒さんはほとんど私の意図するところに 姿勢を変化させたのです。 やったーー!! 大成功!! (>▽<) と、喜んだのもつかの間。 一人の少年(息子)がツッコミを入れます。 (ここが親子かつ師弟関係の難しさです。) あばら骨の角度を一体何度にしたらいいのか、 そして、あばら骨のどの部分をどっちに向けるのか、 もっと、もっと具体的にしないと理解できない。 と挑戦的に言うのです。 えっ・・・・・?? Σ(・ω・ノ)ノ 女性の生徒さんは前述したように、 説明を理解し、反応してくれていたのですが、 彼にはもっと詳細な情報が必要なようです。 参りました・・・・・・ さすがにそうしたことを言い出す生徒は彼のみ。 レッスンはみんなの時間。彼だけのものではありません。 今は理解できなくてもだんだんわかることもあると諭し、 次のエクササイズに移りました。 彼は不服そうでしたが、 他の生徒さんは理解しています。 または、今はわからないとしてもやってみよういう態度です。 次のエクササイズに移るべきと判断しました。 レッスンが終わり、ある生徒さんで感のいい人に 「あなたは感がいいわね。吸収力があるわ。」 と、話をしたら、彼女はこう答えてくれました。 『それは、先生の説明がとってもよくわかりやすいからです♪』と。 今日の息子の件があって、少々気持ちがすっきりしなかった私でしたが、 その話を聞いてホッと一安心(*´ω`*) まぁ、それにしても、 息子のようなタイプの生徒はなかなか難物です。(笑) 沢山の説明があれば、理論で説き伏せる力が私にあれば、 もっと伸びていくのだろうな・・・とは思いますが。 (このブログを読んでくださる方で物書きさんがいらしたら、 私のボキャブラリーがいかに貧しいかわかるでしょう;) そして、このタイプの人が振付家だったら、 ダンサーは大変だろうな~~~、と将来を案じてしまった私でした。 まぁ、彼が振付家になることは無い…と思うけれどね。( ´∀`) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 9, 2006 03:45:18 PM
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