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December 24, 2006
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カテゴリ:指導者として

身体の柔らかい子供。
20年前に比べると1教室あたりの割合が減ってきています。
生活様式の変化や食べ物の変化に起因されていると耳にしています。

少なくなったとはいえ、
私のスタジオでも柔らかい子供が何人かいます。

「身体が柔らかくて、いいわねぇ」
固い人から見ればなんとも羨ましい話。

でも こうした子供は身体の軸が安定しにくく、
いつもグニャグニャしています。
しかも、本人には自覚がありません。

そうした子供が身体の軸の感覚を習得する前に
テクニックを習ってしまうと、
本来リラックスさせておくべき首や肩の筋肉に
必要以上の緊張が起きてしまいます。
そう、身体の安定感を得るために、
首、肩、胸周囲などを無意識で緊張させてしまうのです。

また、足首や膝や股関節などの関節を固定させる、
つまり緊張させる、ことで
身体の安定感を得ようとするタイプの子もいます。
いずれも無意識に行われてしまいます。

柔らかいということは崩れやすさも備えています。
こうしたタイプの子供は早期に
外反母趾をはじめとする足の変形が出やすいです。

昨日のブログには骨格の不向きな生徒に
トラブルが出やすいと書きましたが、
柔らかい子供の場合も同様なのです。

そうしたことからも
身体の極端に柔らかい子供の指導には
注意深さが指導側に要求されます。

一番大変なのが骨格が不向きで柔らかい子供。
そうした子供には
より一層目を光らせて指導さなければならないのです。







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Last updated  December 24, 2006 10:10:55 PM
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