きょうもロードヒポキシスのお勉強
きょうもロードヒポキシスの検索をしていましたら・・・plantzafrica.comというサイトをみつけまして。Rhodohypoxisのお勉強です。詳細はこちら、トップページはここロードヒポキシスの記述はこここの中で注意すべき記述が・・・発見から命名、イギリスへ渡った後の話は、これまで塚本博士が書かれていた通りなんです。が、ここでは三つの変種があると提唱されていて(一般的には一属一種でバウリ以外は変種または変異種とされています)、バウリー、プラティペタラ、コンフェクタと区別されていたことです。 baurii (flowers are usually deep red, growing in moist places )、platypetala (flowers are usually white, growing in dry)、confecta (flowers are pink, white and red, the colour changing with age)コンフェクタはてっきり改良から生まれた品種だと考えていたのですが、もともと自然にあった変種ということですね。以前にコメントで、「コンフェクタは写真によって花色が異なっています」と書いてしまいましたが、まさにそれがコンフェクタの性質だったのですね。それとバウリーとプラティペタラで乾湿好みが異なるというのも意外でした。これらの品種はいまでも入手可能ですし、greendのもとにもこれらの写真と極めて良く似た花があるのですが、Hybridization between species and varieties of Rhodohypoxis, has been observed in nature.ということで、栽培されている多くの品種はこれらの交雑の可能性も高いですね。ここでは、これらの南アに自生している種類の記述だけなので、いま日本で広く流通している大輪系のピンクや白の出所は不明なままです。イギリスへわたって改良されているはずなので、やはりひきつづきukのサイトで調べる必要がありそうですね。もうひとつ印象深い記述が・・・Rhodohypoxis baurii is a popular container plant in Europe, Japan, Australia and New Zealand 中略There are many named cultivars available from commercial nurseries in the northern hemisphere though sadly not here in South Africa.北半球の各地では商業的なナーセリーで多くの名称付の栽培種があるのに、かなしいことにこの南アにはありません、と。そういえばシルバーヒルシードのリストでもロードヒポキシスのタネは扱っていません。ありふれすぎていて扱っていないのではなく、絶滅寸前で採取禁止だから扱っていないようです。そんなロードヒポキシス、こちらではたくさんの品種がそろそろ休眠から目覚める準備を始めようとしているところです!