テーマ:心のままに独り言(8579)
カテゴリ:ひとりごと
私が事故をして、首の骨折した事実をと知り、今、置かれている現実を知るのは、人から現実を聞かされたのではなく、自分で知った。
怪我して2ヶ月経過したときは既にうすうす感じていた。 それは同じ首の骨折をしてその後遺症と共に生活している星野富弘さんを思い出したから。 星野富弘さんのことは、ここ見てね。 知らない人が多かったから。 私が星野富弘さんを覚えていたのは、小学2年生の時に、その当時、ガールスカウトに入っていて、その活動の1つとして、病院併設養護学校を訪問したの。 その時、私は初めて障害と闘うこども達を目にして、その光景をはじめてみたから、今でもその光景は目に焼き付いている。 鼻から管を通している子、車椅子の子、いろいろ。 私が聞いてショックだったのは、親と離れて生活している、という事実を聞いたとき。 あの頃の私には衝撃すぎて、そんなこども達をただ見ているだけで、話しかけることもできなかったの。 1つだけ忘れられないことがあるの。 そんなこども達が笑顔を見せたの。 そんな笑顔が子どもの私だったのに、とても澄んで輝いて見えたの。 だから、中1のとき、星野富弘さんを知り、生き方を勉強したときに、星野さんが事故で身体の自由を奪われた人だったから、とても私は印象に残っていて。 で、事故をしたとき、頭がハッキリしていくうちにいろいろなことが思い出されて、その思い出された結論を1つ1つ理解していくと、自分の今置かれている状況が把握出来た。 周りの人達は、私に、その現実は言わなかった。 リハビリすれば元の身体になるから、という言葉に騙されたふりをしていた。 でも、日にちが経つにつれて、不安になったこともあるんだけれどね。(笑) 周りに当たり散らしたり、人との接触も避けていた時もあったけれど。 集中治療室から個室へ移ったとき、不安になったのは、病室の廊下から聞こえる、脳障害で付き添いの人から嫌々リハビリとして歩かされていたり、車椅子に座らされている会話を聞いたとき、はじめて目にする光景で、私は自分の置かれている状況が受け入れられるのか不安になったのを覚えている。 受け入れるのは時間がかかった。 今でも、受け入れているのかはどうなんだろう? きっと、今から思うと、そんな幼少の体験がなければ、私が首の骨を折り、現実を知ったとき、きっと、パニックになっていたと思う。。。。。。 誰でも、知らない世界へいきなり置かれると不安になるよね? 考えてみると、出来事は偶然ではなく必然なのかも? 今、私は心が動かない。 4月のときより少しずつ心が動きはじめているけれどね。 これもきっと意味があるんだろうと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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