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2012年04月22日
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カテゴリ:映画感想(劇場)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』
評価 ★★

本作の最大の欠点は「サンデー・ゴロネスキー」というキャラクターにある。
一貫して何をしたいのかが分からず、説明が下手なうえに話を大げさにし過ぎており、さらにギャグ要素も完全に失敗している。
この人物が画面に登場する度に、物語の流れが寸断されてしまうのだ。
本シリーズの大ファンとしては、シリーズで最も魅力のない敵(?)役と言っても過言ではない。

それが特に顕著なのは映画前半である。
「ひまわり」がヒマワリ星に連れて来られた理由を家来の大臣が説明不足だったために、大王がその理屈をミュージカル場面を絡めながら延々と語り続ける。
さらに、「暇が不足した現代人」が紛争やエネルギー問題に発展しているという理屈も腑に落ちない。
現代の社会問題にも手を広げようと考えたのかもしれないが、その理屈は無理やりで、まとめ方が雑すぎる。
この説明場面は大人でさえ本当に退屈なのだから、子供はなおさらだろう。
加えて、その後説明不足だった大臣が、同じ内容を短時間で噛み砕いて「しんのすけ」に説明する。
そのような展開であれば、大王がダラダラ説明した場面は一体何の意味があったのだろうか。

ラストの展開も盛り上がりに欠ける。
野原一家は「家族の幸せ」か「地球の幸せ」かという究極の二択を常に迫られている。
それを両方達成できるように、野原一家が活躍していくという基本構造は押さえられている。だが、一件落着が野原一家の活躍ではなく、どこか偶然に頼り過ぎた印象があり、カタルシスがほとんど生まれていないのが物足りない。
本シリーズの最大の魅力である、団結した人間たちが圧倒的な熱量をもって、自分たちの手によって運命を変えていく姿が捉えられてないのだ。

ただし、素晴らしい場面もある。
特に終盤のシーソー式の舞台上で「ひまわり(+シロ)」と「しんのすけ」が対峙する場面が印象的だ。
どちらか片方が進んでも、舞台が傾いて宇宙空間に落ちてしまう。
互いが勇気を出して、同じ歩調で進まないといけないという巧みな仕掛けにより、舞台の中央で再会する2人の姿に感動してしまう。
そこでさりげなくバランスを保とうするシロの気遣いも見逃せないポイントだ。

また、劇場版20周年ということで、いくつかファンにはたまらない場面もある。
歴代の「お姉さん(ヒロイン)」が全て登場する、あるいは「ひまわり」という名前が付いたきっかけとなるTVシリーズ回の映像が流れるといった場面は、素直に嬉しいサービスだ。
しかし、20周年という期待もあったが、そのハードルを下回る出来だったことは残念でならない。





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最終更新日  2012年04月22日 14時52分00秒
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