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“暮らす”ということ・・3ワン+2人

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September 18, 2008
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カテゴリ:ここでの暮らし


焼き場に行く途中で、
そのままになっているという亡き叔父の
アパートに立ち寄る。
 ・・・・

夫と二人、
入り口にて手を合わせた。




独特の匂い・・・
6畳一間の小さな部屋・・。

万年床の脇には、
マヨネーズや醤油がこぼれて
虫がたかっていた・・・。

家具は、小さな古いテレビのみ・・。
冷蔵庫もない。(・・よかった^^;)

そして、あがって座り込んだとたん、
心臓が異常にバクバクしてきた・・びっくり雫
・・・・・・
な・なんなの?・・これ







もう、いっこくも早く立ち去りたくて
黙ってモクモクと押入れをチェックする。
・・・
夫は*、 といえば、
となりのフスマの中を見ながら

 「なんだこれ?
   あんなものがある***
     こんなものがある*** 」

。。。。。。。。。と、うるさい怒ってる雫・・

・・たく~雫
    だまってやれっつーの!!雫
私も、自分の作業で手一杯だっつーのに!






が・・・・叔父の部屋を見て
なんだかホッとした。
・・・・・・・
というのは

叔父は、叔父なりに
ここでの暮らしを楽しんでいたのだな・・・
  
と、感じたからである。

目も耳も、かなり悪かったらしく、
人生のほとんどを
たった一人で、暮らしてきた叔父だが、
ほどんど、毎日、
医者通いで忙しかったという・・
・・足だけは達者だったらしい。足跡






想像していたよりも
部屋はきれいで、

きちんと洗濯したタオルが
たたんで積み上げてあり、

ほとんどない衣類は、
壁にかけてあった。

小さな箱は、整理されていて
 「縫い糸と針」
 「ペン類」
 「結わえ紐とはさみ」・・・と、別けられ、
几帳面さが、かいま見られる。







そして、
・・・・・
近隣の人たちの、耳がダンボになってる気配も
強く感じるし・・失敗

ほとんど入っていない通帳と
うすっぺらな写真アルバムを持って、、
逃げるように、アパートを出た。

が、ふと思い返して、
電気のブレーカーを落としに戻る。
(発見されたとき、
  テレビがつけっぱなしだったという。)



はたまた、転がるように
アパートから出て、
それから、焼き場へと向かう。

雫雫雫雫雫雫









都内の斎場は、
まるで高級ホテルのようだった。
フカフカの絨毯に
ピッカピカのエレベーター・・びっくり
なんと、
葬式も通夜も、宿泊までも
 できちゃうというのだきらきら


私は、
山梨に喪服を持ってきてなかったので、
前日に大慌てで 黒のペチコートを作り、
手持ちの黒チュニックとあわせて、
なんとか、体裁をつくったけれど、

ピカピカ高級喪服に身をつつんだ
“葬式の集団”がゾロゾロ行進する中、
夫とたった二人、身をすくめて時間を待つ。




クラブクラブクラブクラブクラブ



そして、焼く前に
お棺の中の、叔父の顔に手をあわせた。
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・














見・見なきゃよかった・・・・・(ーー゛)雫

死後、十日もたっているので、
かなり、もの凄~い状態になっている・・・・




・・・・・・・・・
あれからもう、ずうっと、
あの顔が、まぶたの裏に焼き付いて、
いつもいつも、
そう、今でも、すぐここ・脳裏に
いるのだ
、、泣き笑い泣き笑い泣き笑い





なにはともあれ、
無事にお骨も焼きあがり、

隣りの集団が、時間をかけて二人ずつ、
骨をお箸で拾っているのを
横目で見つつ、

夫といっしょに大きな骨をひとつだけ、
箸で拾って、骨壷に入れて、
・・あっという間に終った・・。





焼きあがった骨って、
透き通るように真っ白で、
ほんっとに綺麗だった・・星

「のどぼとけ」と、「おけさ」も、
蛍光色のように白く輝いて、
それはそれは芸術のように美しかった。

・・・これが綺麗に出る人の人生は、
幸せだったとか・・・ハート(手書き)





さくらさくらさくらさくらさくら

・・・にしても!!!雫雫雫末っ子の夫は、
いっつも、私のあとから
着いてくるのだ・・・・・・怒ってる爆弾

 「ご遺族の方、ご案内致します」

         とか、

 「御遺族の方、こちらへどうぞ」

         とか、

 「順番に御焼香願います」 

       のとき。


・・・・・・・まったく、困ったものだ・・。
そのたびに、夫を先に押しやってたけど・・・・。
 (はたで見ると、夫婦でゆずりあって、
   アホみたいだったろ~な~ショック


あとで、夫いわく、
 「いつものクセで、ついつい・・^^;)雫雫


・・・・・・・・・・・・・・・・
そ・そりゃあ、
買い物のときなんか、
夫はいつも、あとから着いてくるけど・・(ーー;)爆弾爆弾
 私はワン散歩の習慣で足も速い方だし・・・・・







足跡足跡足跡足跡足跡足跡


さて、無事に骨も拾ったことだし、

きれいに、風呂敷で包んだ遺骨を、
車の後部に乗せ、
(風呂敷も、前日に生地を買って
      ミシンでまわりを縫った)

夜になる前に、
急いで、実家のお寺さんへ
着かねばならない・・。
高速で跳ばしても、4時間くらいか・・・雫






うちの車は、ワンボックスカーの、
後ろをワン仕様にフラットにしているため、

最初のカーブで、
遺骨が、ゴロゴロっと転がってしまった・・びっくり
・・・・・・・・・・・
 ひぇ~~~びっくりびっくり!!!!!!




あわてて、ワンのゲージに
しっかりと結びつける・・雫




帰りの車の中、夫が
 「思ったよりも
  焼きあがるの時間かかるよな~音符

・・・・と言うので、

 私 「そーかなあ~・・うちでサンマを焼くときだって、
    ずいぶんかかるし・・・
    冷凍のシシャモは、もっとかかるよ~?旗


・・・・と言ったら、

 夫 「あのねぇ・・・サンマといっしょにすんな^^;)」


・・・・・・べ・べつに
  いっしょにしてるつもりは・・・(-"-)雫







そしてまた、
お寺さんも、大変だった・・・
仏教にも、まあ、いろいろとあるのねぇ・・

         つづく








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Last updated  September 18, 2008 01:28:31 PM
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