カテゴリ:W杯
1次リーグは、各組とも残り1試合を残すのみとなったが、ここで目立つのは、アジアの不振とアフリカの頑張りだ オーストラリアがアジアの代表というのは違和感がないでもないが、AFCの一員としてアジア予選に参加しているので日本、韓国、オーストラリア、イランの4カ国は8試合を戦って3分け5敗と未だ勝利がない。なかなか苦しい数字である 思えばドーハの悲劇の94年米W杯で枠が2つしかなかったアジアは98年大会で3.5個に増大。02年の日韓共催大会をきっかけに4.5個もの枠が与えられて今に至る。経済的な思惑もあるのだろうが、アジアのレベルが上がっているとの評価は得ているのだろう 急に枠が減るとは思えないが、このままではそんな流れになりかねない。しかも5敗のうち対等に戦っての惜しい敗戦というのは、私の感覚ではオランダと打ち合いを演じたオーストラリアの1試合ぐらい。イランとアルゼンチンもおもしろかったが、それは戦略的なおもしろさであって、決して対等に対峙したものではない もちろんサッカーに限らず、ゲームというものは戦力的に劣るチームが、優勢なチームに一泡吹かせるべく戦略、戦術を構築するからこそ見ていておもしろいのだが、残念ながら、それすらもないのが現状だ その意味ではぜひ残る1試合で頑張ってほしい。これから行われるオーストラリア×スペインは完全な消化試合で、オーストラリアが勝ったから云々にはならないが、他の3チームはぜひ1勝を挙げてほしい 1試合を残して日本と韓国は全く同じ境遇に追い込まれている。勝ち点1というのも、最後の相手がグループで最も強そうなことも 仮に勝ったとしても、条件が整わないと1次リーグを突破できないわけだが、ここは仮に1次リーグ敗退となっても、ぜひスカッとした1勝を見たいものである お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.06.23 19:55:37
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