カテゴリ:サッカー
東アジア選手権で、いちいちサッカーについて書くつもりはなかったけど、北朝鮮との試合を見せられては書かざるを得ない これでいいのか と いいはずがない。ランキング150位台のチームに1-2で敗れたのだから。しかも逆転負け。開始早々に先制しながら、その後の好機を生かせず、後半に入ると粘り強く戦ってきた相手が徐々にペースを握り始め、22分に同点を許すと終了間際の42分に勝ち越しを許して万事休す ゲームのポイントは明確で、途中で投入された相手FWが2メートルの超大型選手で、身長を生かしたプレーが機能しすぎるほど機能していたこと。そしてもうひとつが後半に入っての日本の選手交代である ひとつめに関しては、まぁしょうがないといえばしょうがない。ほとんど情報がなかったのだろう。そういう意味では北朝鮮にとっての初戦で対戦したことが不運でもあった。今後対戦するチームはおそらく対策をとってくる。しかしデカい選手がベンチにいることと、試合途中で投入されることは容易に想像できるわけで、さらに言うと繰り返しになるが相手は150位台だ。サッカーは一人でできるわけではない。その意味でも同点のアシストまではいいとしても、決勝点は何とか防いでほしかった。ここに合わせてくるのは分かるだろう そして選手交代。宇佐美に代えて柴崎というのは一体何が狙いだったのだろう。中盤を厚くする狙いだったのは明白だが、少なくとも前半の2トップは機能していた気がするが。まさか後半の11分で逃げ切りを図ったわけではあるまい。厚くした中盤を制圧しつつ、1-0のリードを保つため守備にも備えようという攻守両面作戦だったとしか考えられないが、その意図が選手に敏感に伝わりすぎてプレーの消極さを生んだ気がしてならない。次の交代で川又を興梠に代えた途端に同点にされた。こうなると格下相手に何としても得点を奪う必要が生まれ、3枚目の交代カードもFW。2枚のカードを切った後に同点にされたものだから、最後のカードを有効に使えなかった。ボランチを増やして中盤を厚くするなら、もっと後でも良かったのではないか。というより、2メートルFWがピッチに出てから、あるいは出るタイミングで対策を授ける交代カードを切ってほしかった そして何より私が気に入らないのは、試合後の監督会見で出た「準備時間が少なかった」「フィジカルが悪かった」との弁である。守りを崩せず格下に勝てない試合が2つも続いた。この事実ついてはどのように考えているのか。会見での台詞がこのようなものでなければ私はこんな日記を夜中までわざわざ書いていない。選手の体脂肪や栄養に随分と関心がおありの監督さんだが、クラブチームと違って代表チームに時間はない。サッカーの基本である「得点の奪い方」を効果的に指導し、その成果を見せてほしいものだ。秋からの2次予選でまさか敗退はないだろうが、ガッチリ守備を固めるチームとの対戦ばかりが続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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