株式市況　 投資情報センター

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昨日の株式市況と本日の投資情報戦略
11日の日経平均株価は前日比183円安の17,553円、TOPIXは前日比13ポイント安の1,723ポイント。東証１部の売買代金は概算で3兆1,524億円、売買高は23億1,563万株。騰落銘柄数は、値上がり326銘柄、値下がり1,298銘柄、変わらず105銘柄。NY市場は、前日比111ドル高の13,326ドルで取引を終えています。為替相場は120円20銭近辺で推移しています。

NY市場は、生産者物価のコア指数が落ち着いていたことや、小売売上高が減少したことで再び利下げ期待が強まり、大きく値を戻しています。また、CMEも17,700円台を回復しています。

11日の東京市場は、NY市場の下落を嫌気し売り物に押されました。個別では、京セラ（6971）やソニー（6758）、キャノン（7751）、アドバンテスト（6857）、東京エレクトロン（8035）などのハイテク株や半導体関連株、資源関連株、内需関連株などが軒並み軟調に推移しました。一方で、乾汽船（9113）や山武（6845）、ソラン（9750）など好決算や業績見通しが発表された企業が買われました。

11日の新興市場は、JASDAQ・マザーズ・ヘラクレス指数は揃って下落しました。個別では、業績上方修正でアクロディア（3823）がストップ高、3月以降に公開した直近公開銘柄では、ニューフレアテクノロジー（6256）やコムチュア（3844）、ジーダット（3841）などが買われています。一方で、ジェーソン（3080）は3日連続ストップ高の後、一転してストップ安となるなど資金の逃げ足も速くなっています。新興市場全体としても、業績の良いところは素直に買われ始めており、その選別も進んでいくと思われます。

中長期戦略
好決算銘柄は、素直に買われる流れになっています。弊社でもお伝えしている、好決算が期待される銘柄群へ積極投資していく段階と考えられます。今後も好業績銘柄が循環物色される展開を想定しております。

短期戦略
引き続き、弊社推奨の中長期銘柄を中心に、高値更新が期待できる銘柄をお勧めしていきたいと考えております。また、新興市場銘柄は好需給銘柄や好業績銘柄を中心に銘柄選定をしていきたいと考えております。


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