株式市況　 投資情報センター

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昨日の株式市況と本日の投資情報戦略
14日の日経平均株価は前日比124円高の17,677円、TOPIXは前日比7ポイント高の1,730ポイント。東証１部の売買代金は概算で3兆1,385億円、売買高は23億7,370万株。騰落銘柄数は、値上がり819銘柄、値下がり791銘柄、変わらず119銘柄。NY市場は、前日比20ドル高の13,346ドルで取引を終えています。為替相場は120円30銭近辺で推移しています。

NY市場は、ダイムラークライスラーが業績不振の北米クライスラー部門を、投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメントに売却で合意したと発表され、自動車株を中心に買われ上昇しました。一方で、ナスダックは下落しています。

本日は、寄り前に発表される機械受注が、市場予想どおりに前月比で回復するかを見極めた上で、値固めの動きが想定されます。決算発表がピークを迎えることや、米国でも消費者物価指数の発表を控えていることから限定的な動きになると思われます。しかし、個別で良い決算や業績見通しを出す企業は、引き続き物色されていくと考えられます。

14日の東京市場は、NY市場の上昇に加え、先週末の大幅安の反動もあり、買い優勢で終日堅調に推移しました。個別では、前日に好決算と今期最高益を連続で更新する見通しを発表した、東京エレクトロン（8035）が大幅高となった他、国際優良株がしっかりとした値動きでした。一方で、東芝機械（6107）やクボタ（6326）などの機械株が売られました。

14日の新興市場は、JASDAQ・マザーズ・ヘラクレス指数は揃って続落となりました。なかでも、マザーズ指数は安値を更新しており、新興市場の地合はなかなか好転しません。個別では、ユー・エス・ジェイ（2142）やアクロディア（3823）などが買われましたが、主力株や今期見通しの振るわないアイフリーク（3845）や大崎エンジニアリング（6259）、テレウェイブ（2759）などがストップ安となっています。昨日は、直近で業績を上方修正した銘柄の一角まで安値を更新する銘柄が出るなど、地合いの悪さが目立っています。下げすぎている銘柄も大いのですが、明確な底打ちを見極めていく段階と考えております。

中長期戦略
全体相場は、上値が重い状況が続いていますが、好決算銘柄は素直に買われる流れになっています。弊社でもお伝えしている、好決算が期待される銘柄群が循環物色されております。引き続き、好業績銘柄の押し目や高値更新目前の銘柄を仕込んでいく段階と考えております。

短期戦略
引き続き、弊社推奨の中長期銘柄を中心に、高値更新が期待できる銘柄をお勧めしていきたいと考えております。また、新興市場銘柄は好業績でしかも世界景気拡大を背景に、買われていく銘柄を選別していきたいと考えております。


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