株式市況　 投資情報センター

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昨日の株式市況と本日の投資情報戦略
23日の日経平均株価は前日比25円高の17,705円、TOPIXは前日比8ポイン高の1,740ポイント。東証１部の売買代金は概算で3兆3,113億円、売買高は21億8,296万株。騰落銘柄数は、値上がり1,053銘柄、値下がり574銘柄、変わらず101銘柄。NY市場は、前日比14ドル安の13,525ドルで取引を終えています。為替相場は121円50銭近辺で推移しています。

NY市場は、複数のM&Aに絡んだニュースが出たことで上昇して始まりましたが、グリーンスパン前FRB議長が中国株に対し、バブルの兆候があり大きく下落するリスクに言及したことで下落に転じました。また、CMEは17,710円（前日大証終値比20円安）と小幅安になっています。

23日の東京市場は、出遅れていた内需関連株を中心に国際優良株などが幅広く買われ続伸しました。個別では、メガバンクが軒並み大幅高、ノンバンク株も今期の業績回復期待で買われるなど、金融株が相場の上昇をけん引しました。一方で、鉄鋼株や非鉄株、海運株などは利食い売りで反落しています。目先は、出遅れ修正の動きが継続していくと思われますが、それが一巡した後は再び業績動向によって選別が進んでいくと考えられます。

23日の新興市場は、JASDAQ・マザーズ・ヘラクレス指数は揃って続伸しました。昨日お伝えしたように、底入れからリバウンドの動きになっています。個別では、アドウェイズ（2489）やGDH（3755）、ODKソリューションズ（3839）などがストップ高となり、直近で下落率の高かった銘柄を中心にリバウンドの動きとなっています。ただ、インターネット総合研究所（4741）の上場廃止が決定されるなど、新興市場銘柄の会計問題が再びクローズアップされており、不信感が依然として残っています。そのため、新興市場銘柄はこの辺にも十分注意をしておくべきと思われます。

中長期戦略
東京市場は、今週約2ヶ月ぶりの3日続伸となり、先週までの上値が重い展開からは明らかに基調の変化がうかがえます。まずは、出遅れ株が水準訂正の動きとなっていますが、一巡後は再び好業績銘柄が循環物色される展開を想定しています。引き続き、好業績が見込まれるセクターの押し目や動意付くところを積極的に推奨していきたいと考えております。

短期戦略
引き続き、弊社推奨の中長期銘柄を中心に、高値更新が期待できる銘柄をお勧めしていきたいと考えております。また、新興市場銘柄も業績による選別をした上で銘柄選定をしていきたいと考えております。


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